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683系の編集履歴

2015/04/29 01:20:40 版

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概要

北陸方面の特急で運用中であった681系の後継車として2001年(平成13年)に登場。

しらさぎ」、「加越(~2003年3月)」で運用中の485系を完全に置き換えた。

2011年には「雷鳥」用485系を置き換え、JRが独自に設計・製造した特急形車両で最多の車両数となった。

681系との相違点

683系は外観や内装、基本的な設計は681系に準じているが、主に以下のような変更点が存在する。

■流線形先頭車のフロントマスクデザインを変更

■鋼製車体からアルミダブルスキン構造に(軽量化と低重心化)

■付属3両編成の先頭車は両端とも高運転台貫通構造に(編成の自由度向上)

VVVFインバータの素子をGTOからIGBTに変更

番台区分

■o番台

「サンダーバード」用。6+3両編成。

■2000番台

「しらさぎ」用。5+3両編成。

2015年3月13日に「しらさぎ」の運用は681系に置き換えられ運用を離脱。同年に「くろしお」に転用される予定で、宮原操で形式が289系に改番されていた事が4/10に判明した。

■4000番台

「サンダーバード」用。9両編成。先頭車は両端とも貫通形(クロ側は準備工事)。パンタグラフをシングルアーム式に変更された他、車体強度も向上されている。この番台の登場で雷鳥として運用されていた485系が引退し、全列車がサンダーバードにえと移行した。

■8000番台

元「はくたか」用。6+3両編成。元北越急行所属車。1本のみ在籍。同社所属の681系と共に、運用、検査はJR西日本が行っていた。

運用

JR西日本の大阪圏と北陸圏を結ぶ特急で使用されている。

しらさぎ(米原~名古屋間)でJR東海に乗り入れている。

2015年北陸新幹線開業で、はくたか用の北越急行所属車はJR西日本に売却された。

余談

683系の中でも最初に新造されたクロ683-1は製造工場である日立製作所笠戸工場での性能確認試験中にブレーキが故障。車止めに激突して車体が大きく歪んでしまい廃棄された。

この事故の直後、現場には慌てて衝突試験と書かれた看板を建てたと言う噂。

JRへはクロ683-1を除く8両を先に引き渡し、8両で試運転を行ったが交流区間に入った途端電動車2ユニットが故障し、電動車1両、付随車(故障した電動車2両含む)7両で車庫まで自走して戻った。

クロ683の代替新造が完了したためJRに先に引き渡されていた8両はもう一度日立製作所へ入場。

2代目クロ683-1を連結して何食わぬ顔で再度出場した。

しかしクロだけ妙に綺麗で一部の人達にはバレバレであった。

関連タグ

鉄道 JR西日本 電車 電気釜

681系

287系 - 2010年に登場した683系の直流用バージョン

289系 - 683系の改造車

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