概要
第2次スーパーロボット大戦αのスーパー系男主人公機。「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン(Dynamic・General・Guardian)」シリーズの1号機。
劇中でゼンガー自身が「武神装攻ダイゼンガー」と命名。
操縦方式は、パイロットと機体の動作を一体化させたDML(ダイレクト・モーション・リンク)システムを採用。
当初の予定ではグルンガストシリーズ本来の路線を受け継いだ内蔵武装を持っていたが、諸事情(詳細は後述)によりグルンガスト参式から引き継いだ参式斬艦刀を主武装としている。
そのマッシブなデザインのコンセプトは大張正己風。
アニメ「ジ・インスペクター」では大張氏本人の手で描かれることになり、第2次スーパーロボット大戦OGでは、斬艦刀・雲耀の太刀の戦闘演出が、ほぼアニメそのままの形で逆輸入された。
概要
形式番号 | DGG-XAM1 |
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所属 | クロガネ |
開発 | ビアン・ゾルダーク |
製造 | DC |
生産形態 | ゼンガー・ゾンボルト専用機 |
全高 | 55.4 m |
重量 | 142.7 t |
パイロット | ゼンガー・ゾンボルト |
登場作品 | 第2次α・第3次α・OG2(OGs)・OG外伝 |
武装
ダイナミック・ナックル
一言で言えばロケットパンチ。
ゼネラル・ブラスター
両肩から放つ熱線砲。
ガーディアンズ・ソード
斬艦刀よりもやや小振りな片刃の剣で、取り回しは軽い様子。刀身がGの形になっている。
参式斬艦刀
元はグルンガスト参式のもの。
ネオ・チャクラムシューター(搭載予定だったもの。ゲームは装備できない)
G・インパクトステーク(搭載予定だったもの。ゲームは装備できない)
必殺技
斬艦刀・電光石火
剣先に刀身の形状を固定する為のエネルギーを集中させ、衝撃波として放つ。
斬艦刀・大車輪
無駄に熱すぎる「大! 車! りぃぃぃぃん!」は必聴。
斬艦刀・雷光斬り
斬艦刀を両刃の大剣に変形させて敵に接近し、一瞬の間に十字に切りつける。
斬艦刀・牙壊(第2次OGから)
ブースターを全開にして相手に突進し、すれ違いざまに袈裟斬りにする。斬艦刀を使う技としては珍しく攻撃時に刀身を変形させない。
斬艦刀・雲燿の太刀
斬艦刀を大上段に構え急上昇し、落下の速度を加えて一気に振り下ろす、ダイゼンガー単体で繰り出すものとして最大の必殺技。
竜巻斬艦刀・逸騎刀閃
アウセンザイターとの合体攻撃。
プフェールト・モードに変形したアウセンザイターの背中にダイゼンガーが騎乗し、加速をつけ斬艦刀で横一文字に斬る。その後斬艦刀を回転させて竜巻を発生させ、敵を上空へ打ち上げながら切り刻む。
スパロボ本編では
αシリーズ
第2次αで初登場。大破したグルンガスト参式に代わり急遽起動したが、
当初は武装が未完成の状態であったため、まともな戦闘が出来ず、危機に陥る。
しかしレーツェルの機転により投げ込まれた参式の斬艦刀を装備し、戦闘を行った。
武装の修理の提案もあったが、ゼンガーは断り、それ以降は斬艦刀を装備して運用された。
第3次αでは全員のシナリオに登場。新たに竜巻斬艦刀が武装に追加された。
OGシリーズ
OG2から登場。第30話「武神装攻ダイゼンガー」(OGsでは第37話)が初登場となる。
第2次α同様、敵の攻撃で大破したグルンガスト参式の代わりに急遽機動した。
しかしOSの調整(完成にはゼンガー本人が立ち会う必要があり、それまでは別のOSを使用していた)
の関係で内蔵武装が使用できず、危機に陥るが、その場にいたスレードゲルミルから参式の斬艦刀を投げ渡され、それで戦うことになる。
そのタイミングでOSも書き換わり、火器管制システム以外は問題なく動かせるようになる。
内蔵装備の修復には1ヶ月以上かかるため、武装の修理は行われず、以降も斬艦刀のみで戦闘に参加した。
なお、このステージタイトル「武神装攻ダイゼンガー」は、タイトル表示に専用の字体が使われている。
OGsに至ってはアニメーションが挿入され、ゼンガーの声でタイトルコールが入る。タイトルロゴと話数も表示され、もはやアニメのタイトルである。
もちろんOGs通してタイトル表示にアニメーションが使われるのはここだけである。
OG外伝では内蔵装備が修復され、ようやく武装として使用できるようになった。
機体換装することで斬艦刀装備と選ぶことができる。
また、アニメでは斬艦刀で敵の大群を纏めて叩き切る大技を見せたが、
ゲームでは再現されていない。再現されたら間違いなくMAPWか。
第2次OGでは斬艦刀・電光石火がなくなってしまったが、特定の条件を満たすと隠し武装としてダイナミック・ナックルとゼネラル・ブラスターが追加される。特にゼネラル・ブラスターはダイゼンガー唯一のALL属性武器なので非常に強力。