プロフィール
出席番号 | 8 |
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誕生日 | 1988年4月21日(後述により詐称である可能性が高い) |
身長 | 163センチ |
スリーサイズ | 83・57・84 |
好きなもの | 高畑先生、渋いオジサマ |
嫌いなもの | ガキんちょ、勉強 |
CV | 神田朱未 |
ドラマ版担当俳優 | 若月さら |
概要
本作品の中心人物の一人で、主人公ネギ・スプリングフィールドのパートナーである。
甘橙色の長髪で、鈴の形をした髪飾りでツインテールにしている。オッドアイであり、右目が緑、左目が青色をしている。また、ネギ曰く「雰囲気がお姉ちゃんに似ている」らしい。
性格は強気で元気いっぱい。また、友達思いの部分もある。運動神経は優秀であるが、その反面勉強が大の苦手で、「バカレンジャー」のひとりに数えられているほどだが基本は良識的な性格でバカ騒ぎするクラスメイトに突っ込みをいれたり、呆れる描写が多くある。
後にエヴァンジェリンによって「気」を使用した戦闘術を叩き込まれ、人間離れした戦闘力を持つこととなる。
彼女の正体は「アスナ・ウェスペリーナ・テオタナシア・エンテオフュシア」で、魔法世界の中の国の姫であった。100年の間人民や魔法世界を消すよう悪用されてきた。魔法大戦時にネギの父であるナギら一行の「紅き翼」によって引き取られ、現実世界に住むこととなった。また、当初は今の性格とは違って、自分を兵器としか考えていない、廃人と同然の無感情であった。
ちなみに、エンテオフュシアという姓は、ネギの母であるアリカと同じであるが、実際は関係は不明。原作231話のラカンの回想話でも、ラカンがアスナとアリカとの関係について突っ込んでいたがナギは分からずじまいだった。ただ、彼女の遠い先祖である「造物主」がネギ及びアリカの遠い先祖でもあることは確かなようで、ネギとアスナは何かしらの血族関係が伺えられる。
終盤では、「完全なる世界」によって魔法世界が崩壊されるところを、アスナの手によって阻止。しかしその代償として100年の眠りにつかなければならない。2004年眠りについたアスナは2104年に覚めるはずであったが、火星独立戦争によって2135年に遅延。エヴァと超によってようやくネギたちのいる2004年にさかのぼることに。
能力
物語初期ではネギの魔力アシストを受けた上での戦闘が大半だったものの、物語が進むに連れ、自然と気の併用も可能になっていった模様。
魔法界において非常に稀少とされる「完全魔法無効化(マジックキャンセル)」能力を先天的に持っている。
相手の魔法、及び魔法力を文字通り打ち消す事ができ、たとえどれほど強力であろうと彼女の前では無力と化す。また、回復魔法など彼女自身に有利な魔法はちゃんと受け付けるなど、使い分けもできるようである。
この能力に起因するものかは詳細不明だが、アスナは魔法の使用に関する適正が低い(使用できないとは限らない)。
咸卦法
学園祭篇で、アルビレオ・イマの助言によって容易に使えてしまった超高難易度技法。
『魔力』と『気』を合成・融合し、身の内と外に纏う事で莫大なエネルギーと強大な力を得る。
発動当初は生成されたエネルギーが体からダダ漏れで、すぐガス欠になる燃費の悪さが目立ったが、後の修行により改善した。
原作における同技法の使用者は、タカミチ・T・高畑とガトウ・カグラ・ヴァンデンバーグが確認されている。
アーティファクト
マスターがネギである場合、彼女に与えられる専用アーティファクトは「ハマノツルギ」。
通常形態はスチール製ハリセンであるが本来の姿は大剣で、召喚悪魔や妖怪などの類を相手にすると一撃で塵に還す事が可能。
また剣単体としても非常に優れ、一振りで海を10mほどに渡って割り、射線上の人間を三人まとめて打ち上げるほどの威力を発揮し、魔力や気の通った敵の得物ですら切断する切れ味を誇る。
この武器が彼女に譲渡された理由・基準などの情報は特に開示されていない。
無極而大極斬
トメー・アルケース・カイ・アナルキアース。
アスナ自身の能力を応用した特殊な剣技。これを詠唱した上で攻撃、もしくは剣が触れた時点で、対象の魔力ないし気を切断、消滅させる。
彼女と同じ感卦法使い相手でも有効な技術であり、フェイトの放った複数の石柱・・・魔力で構成された大質量の運動体を一瞬で消し去るほどの威力を発揮した。
『解けよ 偽りの世界』
セー・デイソルウアント キルクムスタンテイア・フアルサ。
アーティファクト『ハマノツルギ』を媒介として発動した応用呪文。一種の言霊。
使用者はアスナではなく綾瀬夕映だったが、文字通り幻術を解く魔術的効果を発揮した。
みんなのトラウマ
アニメ第1期では、誕生日(1988年10月23日)を迎えたと同時に魂を奪われ死んでしまうという、目も当てられない展開が起きた。また、火葬というおまけ付き。原因は、4歳の頃に魔族に契約され、マジックキャンセルを得たのとされている(元々マジックキャンセルは王族特有の性質であるが、アニメ版は変更点が多い)。
その後はネギたちが過去へさかのぼって魔族を倒し、アスナを元に戻すのを成功した。
ネギまファンにとっての有名なトラウマである。
その他
- 原作第一話で、彼女はパイパンであるらしいと分かる。このことは作中でもネタにされている。また、後に作品の認知度や人気が高くなった影響からか、さすがにまずいからか二度目(第60話)以降は伏字にしている。
- 前述のとおり、実際は100歳を超えている(最終回時点では200歳を軽々超えている)ので、一種のロリババアともいえる。
- メインヒロインにしては前述の項目によりポテンシャルは非常に高い。しかし人気投票や終盤での展開、前述のアニメ話から、不遇なキャラとされている。詳細は「メインヒロイン(笑)」の彼女の項を参照。
- 初対面時からネギとよくつるんでいて、クラスメイトからもよく言われる。実際、互いの間に親愛にも近い強い絆が生まれるようになった。終盤ではいずれネギと結ばれる。そういった展開が来るのを僕らも期待していました。…しかし実際は「アスネギ」で終わる事は無かった。なぜこうなった・・・(「ネギ・スプリングフィールド」の「その他」を参照)