「残酷な天使のテーゼ」(A Cruel Angel's Thesis)とは、
1995年10月25日にスターチャイルドから発売された高橋洋子の11枚目のシングル。
「テーゼ」とはドイツ語で「命題」の意。
TVアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニング曲として広く知られ、多くのカヴァーが存在するほか、パチンコや新劇場版の大ヒットにより、現在はアニソンの代表格としてカラオケの定番曲ともなっている。
概要
作詞:及川眠子、作曲:佐藤英敏
哲学用語や聖書からの引用など、意味深な歌詞が随所にちりばめられており、庵野監督自身が「サービス過多」と表現したほどの、数々の謎を投げ掛けたアニメ本編の内容に合致した楽曲となっている。
曲が使用されているOP映像そのものも有名で、多数のMADが作られている。
しかしながら作詞を担当した及川眠子は、本編の内容を全く知らない状態で、好きなように詞を書いたとのことである。
カヴァー
アニメ本編に登場する声優によるカヴァーには、林原めぐみ、緒方恵美、宮村優子、三石琴乃、岩男潤子版が存在する。
『ハヤテのごとく!』の桂ヒナギク(伊藤静)もカバーしている。
ちなみにアニメ版では挿入歌としてしっかり使用されている。
加藤英美里もカバーしているが、当然ながら柊かがみやキュゥべえとしてでは無い。
この他、CMでカヴァーした八代亜紀版が好評だったことから、その後も歌番組で幾度も歌っている。