曖昧さ回避
- 英語で「行き止まり」を意味する単語(Deadend)。
- 玩具『トランスフォーマー』シリーズ登場するキャラクター(詳しくはスタントロン及びビーストウォーズネオを参照)。
- ゲームの主人公が死んでエンディングを迎えること。
- 日本のロックバンド⇒DEADEND
- WEB小説『ニンジャスレイヤー』の登場人物⇒デッドエンド(ニンジャスレイヤー)
本項では3について解説する。
ゲーム用語としてのデッドエンド
このエンドでは必ず死人が出るのが特徴で、一般的にバッドエンドの中でもとりわけ最悪の部類に入る。
ただし、この言葉はどちらかというと「他人に殺害されて悲劇的な結末を迎える」という意味合いが強く、広義に死んで終わる、例えば老衰や全力を尽くした末に力尽きて死んでしまうなど穏やかな死を迎えた場合には使用されない。
マルチエンディングタイプのゲームには、物語の展開や選択を間違えた場合にバッドエンドが用意されている物が多い。
例えば、RPGであれば世界を救えずに冒険が終了する所謂ゲームオーバーの他に世界は救ったがヒロインを救えなかった、等のようにエンディングとしてゲームを終えてはいるが、ゲームの主人公サイドにとっては幸せな結末とは言い難いエンディングがある。
しかしながら、そんなエンディングの中でも「主人公が死亡してしまう」ことで物語の幕を閉じる展開がデッドエンドである。
当然、プレイヤーは主人公に感情移入したり、そうでなくともゲームの始まりから終わりまで主人公を操作することになるため、そんな主人公が死ぬ、というのは多かれ少なかれプレイヤーにとって後味の悪い印象を与えることになるだろう。
国内のゲームにおいてRPGでデッドエンドを迎えるというケースは少なく、むしろアドベンチャーゲームに多いのでは無いかと思われる。逆にRPGでデッドエンドが物語の結末として用意されている場合、物語の既定路線として回避できない場合がある。
バッドエンドの場合は物語が悪い結末を迎えてしまったことを意味するが、デッドエンドだとゲームオーバーとほぼ同義で使われることが多い。