2005年4月16日に公開された『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ13作目『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』
あらすじ
いつものように慌ただしい朝を迎えた野原家に、未来の時空調整員ミライマンが、なぜかシリマルダシの玩具に乗り移り現れた。ミライマンは野原一家に、3分後の世界へ行き、怪獣を倒して欲しいと依頼する。怪獣が現れるたびに、掛け軸の向こうに広がる世界で戦う野原一家。しかし、ひろしとみさえはヒーローを演じるうちに自堕落な生活を送るようになる。そんなとき、強力な怪獣が現れ・・・。
主題歌
OP曲
ユルユルでDE-O!
歌/野原しんのすけ
作詞/ムトウユージ
作曲/中村康就
ED曲
Crayon Beats
歌/AI
作詞/AI
作曲/AI、日野賢二、DJ YUTAKA
登場人物
アニメ版からの登場人物
映画の登場人物
ミライマン(CV:村井国夫)
時空の乱れから怪獣が現れる事で3分後の未来に訪れる危機を阻止すべくやって来た時空調整員。本体は光る小さな球体のような姿をしている。
野原家宅に迷い込んだ際にシリマルダシの人形に憑依する事で身体を得るも、近くに置いてあったカップ麺の誘惑に負けて無我夢中で貪り食っている所をみさえに見られた結果、怪獣退治を野原一家に任せざるを得なくなった。
登場ヒーロー
しんのすけマン
しんのすけが変身するヒーロー。
ウルトラマンのような見た目だが、波田陽区との戦闘では彼と同じ格好になった。
股間には金色のマークが付いており、尻が露出している。
オナラで空を飛び、攻撃方法も基本的にオナラを用いたものとなっている。
プリティミサエス(CV:福圓美里)
みさえが変身するヒーローその1。
身体が若返ったからか、この姿では担当声優が変わっている。
メガネをかけたツインテールの魔法少女で、星型のプレートに乗って飛行する。
攻撃方法は魔法のステッキから放つ光線や、ステッキを変形させた巨大ハンマー。
セクシーみさえX
みさえが変身するヒーローその2。
服装は妖艶な魔女のような姿とメイド服の2パターンがある。
メイド服の時は巨大な掃除機、魔女のような姿の時はカッターにもなる帽子を投げて戦う。
マーメイドミサエリアス
みさえが変身するヒーローその3。
名前通り人魚のような姿になり、水中戦を得意とする。
野原ひろしマン
ひろしが変身するヒーロー。
服装は白の全身タイツに初心者マークのプレートが付いたもの、筋肉質で胸に「ひ」と書かれたスーパーマンのような姿のもの、青い競泳水着のような全身タイツの3パターンがある。
胸元のマークからバリアーを展開できる他、怪力で敵を殴り飛ばしたり凄まじい風を起こす程の息を吹く。
ひまわり
ひまわりが変身するヒーロー。特に決まった名前はない。
おまる型の乗り物に乗って空を飛ぶ。
泣き声をメガホンで拡張し、電撃を放つ事ができる。
シロ
シロが変身するヒーロー。特に決まった名前はない。
見た目は身体が大型犬程度の大きさになっただけ。
作中ではポチタマタロミケと一瞬対峙しただけで、特別な力があったのかは不明。
登場する怪獣
クリラ
一番最初に登場する怪獣で、プリティミサエスと交戦。
口から青い炎を吐く。
ストーリー終盤ではしんのすけの正義の想いに応え、アクション仮面の姿でゴロドロの退治に加勢する。
ラドンおんせん
翼竜のような姿をした飛行怪獣。野原ひろしマンと交戦。
口から青いエネルギーを吐き出す。
ギュー・ドン
頭は牛、身体は人間のミノタウロスのような姿をした怪獣。野原ひろしマンと交戦。
牛らしく赤いものを見るとまっすぐ突っ込んでくる。
ラビビーン関根
兎のような姿をした怪獣。しんのすけマンと交戦。
耳からは強力な電撃を放つ。
ストーリー終盤ではぶりぶりざえもんの姿でゴロドロの退治に加勢する。
ババンバ・バン
ゴジラのような見た目に頭から角が生えた怪獣。野原ひろしマンとしんのすけマンが交戦。
首からエリマキ状の電撃を放ち、攻撃を防いでくる。
ストーリー終盤ではカンタムロボの姿でゴロドロの退治に加勢する。
ファ・イヤーン
全身が炎に包まれた怪獣。野原ひろしマンと交戦。
正体は細いトカゲのような見た目の恥ずかしがり屋の怪獣だった。
ギター侍こと波田陽区が怪獣としてゲスト出演。しんのすけマンと交戦。
持ちネタの「斬り!」で瞬時に周りのビルを真っ二つに切断した。
最後はしんのすけマンの白刃取りならぬ尻刃取りでギターを折られ敗北した。
カマデ
ムカデのような身体に竜のような頭をした怪獣。セクシーみさえXと交戦。
両手の鋭い鎌で攻撃する。
2960
フクロウのような身体に人型の頭をした怪獣。ひまわりと交戦。
マッハ6の速度で飛行できる。
ピースくん
巨大なカニ型の怪獣。セクシーみさえXと交戦。
サバシオ
魚の怪獣。マーメイドミサエリアスと交戦。
海でイケメン達が乗ったボートを襲っていた。
キリキリマイ
カタツムリのような見た目の怪獣。ひまわりと交戦。
タナ・シ
ひよこのような見た目に風船のような身体の怪獣。しんのすけマンと交戦。
ポチタマタロミケ
赤い犬の頭と緑色の猫の頭を二つずつ、計4つの頭を持つキングギドラのような見た目の怪獣。シロと交戦。
ゴロドロ
全身がスライムのような不定形な身体を持つ超巨大怪獣。
あらゆる攻撃を無効化する上に目から光線を放つ脅威の強さで野原一家を苦戦させたが、悪臭が弱点。
最後は怪獣達が姿を変えたアクション仮面とカンタムロボの協力を得たしんのすけマンの渾身のオナラ攻撃の前に敗北した。
にせしんのすけマン
最後に現れた怪獣。
この世界で最も強い存在=しんのすけマンの姿をコピーしているが、カラーリングは黒とグレーになっており、股間の金玉も真っ黒。口調もしんのすけと同じものとなっている。
自分が最強の存在となるべくしんのすけマンに襲いかかるが、ひろしの靴下とカンタムのカンタムパンチによる連携プレーで東京タワーに激突、そのまま地面に落下しかけたところをしんのすけマンに救出される。
「強い人は弱い人を助けるけど、もっと強い人も助けられたら」というしんのすけの言葉に改心の兆しを見せるが、最後はみさえのグリグリ攻撃によって敗北、「最強の上には最強がいたゾー!」と断末魔の叫びをあげながら光の粒子となって消滅した。
関連タグ
SHIN-MEN アクション仮面 カンタムロボ ぶりぶりざえもん 東京タワー
夕陽のカスカベボーイズ←前作 次作→踊れ!アミーゴ!