ミラクル・トーとは アリスソフトのPCゲームであるランスシリーズ の登場人物である。
登場作品
人物像
大陸一の魔女であるミステリア・トーの孫娘にして大陸にたった二人しか存在しない魔法LV3の大魔法使い。才能限界はLV66。
ゼス王国の闇魔法の名門である御三家、ヌー家とウー家と並ぶトー家の長女。
もう一人の魔法LV3であるアニス・沢渡が災厄レベルの超どじっ子かつ天然ボケなのに対して、そういった能力を阻害するような欠点も無くまさに大陸最強の魔法使いとも言える伝説レベルの使い手(魔力そのものはアニスの方が強力)。
パットン・ミスナルジによってヘルマン解放の為の革命軍に勧誘され、半ば暇つぶし感覚で参加したという強者。
そんな彼女の唯一の欠点が、尊敬する祖母の影響もあっての中二病である。
かつてオリジナル魔法である世界転移の魔法で巡った中の一つの世界「スチールホラー」(実は我々の現代の地球に似た世界で美樹と健太郎の故郷)で軍隊と死闘を繰り広げることと成り、その結果「スチールホラーからの侵略に備えなければ」という自身の結論から、世界征服を画策するようになった事も手伝って、彼女の中二病な言動は限度を知らず、行動も勝手気まま。彼女が「道化」と呼んでいるピグ位しかその行動を操縦できないといった感じ。
いわゆるランスシリーズお得意の問題児なのである。ランスと付き合いのあるメンツからは「女版ランス」「いい子なんだけど」と評されている。
しかしヒロインの一人だけあって、存外その行動には可愛いところもあり、また、中二病なノリを除けば結構真面目なところも多い頼れる仲間である。
わんわんとにゃんにゃんが大好きでゴキブリが苦手という女の子らしい一面も。
まだ若いためか祖母やカバッハーン・ザ・ライトニング、ハンティ・カラーといった老練の魔法使いと比べれば詰めの甘さが目立つ。
作中で描写が無い所でランスとの間の子供を身ごもったらしく後に出産してミックス・トーと名付ける。破天荒なミラクルをミックスは敬遠しているが親子仲はそう悪くはないらしくなんだかんだでミックスは母を頼っている。
ランスクエストにてランスが妄想した「漆黒の王女」とそっくりであり、実際にそのデザインの流用である。ランス9でもネタにされている。
その他情報
- 彼女の祖母ミステリアス・トーは魔想志津香の両親、及びその仇であるラガール、そして志津香の師であるラギシスの師匠にあたる。
- 両親は感性、才能共に普通の人物(と言っても母親は結構な実力者らしい)。両親ともに健在で母親はミラクルを心配して手紙を送っている。ランスシリーズのキャラクターにしては恵まれた家庭環境の持ち主。
- 出身は魔法大国として知られるゼス王国。現国王ラグナロックアーク・スーパー・ガンジーのことは好ましく思ってるが先王の時代の政策には批判的。
- 黒一色の姿に暗黒属性を得意とする中二病ではあるが、ネーミングはドイツ語ではなく英語を用いている。かわいい。本人曰くあまり品がないネーミングが好みらしい。
- アム・イスエルはドイツ語やルビを多用するが彼女は英語読みを好む。
- 03やランスクエストに登場したアテン・ヌーとは従姉妹の関係。彼女が引きこもりになった現在はあまり良好な関係ではない。
- ランス6の頃(魔人カミーラによるゼス崩壊)は現地軍と共に魔軍と戦っていたらしい
- 魔法生命を独学で創造したフロストバインに敬意を抱いている数少ない(というか作中で唯一?)の存在。
- 才能が数値化されているルドラサウム大陸において才能を絶対視しておらず才能よりメンタルを重視している。
- 決して「ミラクルとーさん」などと発音してはいけない。
技能レベル
魔法LV3
魔法科学LV1
付与LV1