概要
『ハピネスチャージプリキュア!』第24話と25話で、ホッシーワが白ビキニ姿を披露した。
登場シーンは合計1分にも満たなかったが、プリキュアで女性キャラの水着姿は全くと言っていいほど見られないため、大きなお友達によるイラストが続々投稿されている。
25話ではぼかされているものの胸の谷間を確認できる。普段の衣装だとほぼ絶壁に見えるため着痩せするタイプなのかもしれないが、一部ファンの間では上げ底疑惑が囁かれている。しかしそもそもホッシーワに限らず女性キャラ全般が各回や各シーンで胸のふくらみがあったりなかったりする。
プリキュアシリーズでの水着姿
プリキュアは未就学年齢の女児とその保護者も試聴するため、女性キャラの水着姿には厳しい規制がある。
毎年プリキュアが海へ遊びに行く回はあるのだが、いずれも波打ち際で遊んだり特訓したりするだけで不自然なまでに水着にならないという状況が続いており、「これから海で泳ごう!」という流れになった矢先に敵幹部の登場で海水浴がオジャン…なんてケースもあった。
水着NG第1作から第5作までプロデューサーを担当した鷲尾天の個人的方針であったのだが、それを二代目プロデューサーの梅澤淳稔もそのまま引き継いだため、プリキュアシリーズのある種の慣例のようになった。
しかし、実は梅澤Pも鷲尾天からプロデューサーを引き継いだばかりの作品である『フレッシュプリキュア!』第2話で蒼乃美希がプールで水着になるシーンとシャワーシーンを入れたことがある。しかもただ水着になっただけでなく、やたらセクシャルで扇情的な演出がされていた。
これはプリキュアシリーズの許容範囲を見極めるための実験的なものであり、放送後に保護者からの苦情が多く寄せられため、これ以降は梅澤Pもプリキュアの変身者の水着シーンは控えらるようになったようだ。
そもそも水着を避けている理由であるが、プリキュアはいわゆる大きいお友達のファン層もいることを公式が認識していることもあり、そちら方面がネタにして騒がれると小さいお友達とその母親が引いてしまうという事情もあるだろう。過去には『スマイルプリキュア』において過激なコラ画像が出回り、勘違いした保護者からクレームが来たことがある。
ただ、シャワーシーンとかはともかく水着まで気にするのはニチアサキッズタイムの中でもプリキュアのみであり、男児向けの東映特撮及び7時台のサンライズ→バンダイナムコピクチャーズ制作枠では普通に水着は出る。またここまでの規制は女児向けアニメ全体を通しても非常に珍しい。例えば、『アイカツ!』や『プリパラ』には普通に水着回があるし、特に後者は今使われてるEDで主要メンバーの水着姿がこれでもかと登場している。
そんな中で、敵側とはいえ女性キャラであるホッシーワが水着シーンを晒したことは、放映当時は結構なインパクトとして大きいお友達に受け止められた。
普通のアニメなら何でもないことではあるが、プリキュアシリーズではかなり革新的なことだったのである。
ただし、やはり必要以上のお色気は自粛されているようで、今回の場合も胸の谷間やお尻、股間などは見切れやぼかしなどを駆使して極力映さないようになっている。
そして翌年の『Go!プリンセスプリキュア』28話でプリキュア変身者の水着が解禁され大きいお友達に衝撃を与えた。美希のときの反省もあってかセクシャルな演出は抑えられて、健康的で快活な雰囲気が重視されている。
これは水着ホッシーワで美希のときのような苦情が来なかったからできたことなのだろうと考えると、水着ホッシーワはその時点で翌年のための試金石だったのかも知れない。
なお、プリキュア水着制限があるのはアニメ本編のみで、関連グッズには制限がない。過去には『YES!プリキュア5』、『フレッシュプリキュア』、『スマイルプリキュア!』のカレンダーにメンバーの水着姿が描かれた例があった。
ただし、体のラインが出ないようフリルやスカートが多めの水着になっている。
データカードダス「プリキュアオールスターズ」シリーズでは水着のような衣装のカードがいくつかあるが、「みずぎドレス」「スイムウェアドレス」とあくまでドレス扱いになっていることが多いためこちらもフリルやスカートが多め。
似通ったサービスシーン
「ギモン!!勇者の条件」…漫画では女湯を覗く話だが、アニメでは最初から混浴のため、あまり嬉しくない。
無敵看板娘…少年チャンピオン萌え路線の全盛期に連載されていたにもかかわらず、意地でも水着を出さないことで有名だった。