CV:関俊彦
概要
歌手ユニット「ツヴァイウィング」のコンサートでのノイズ出現・襲撃事件で人生を狂わされた一人。
コンサートに立ち会っていた関係者・観客10万のうち、12874人が死者・行方不明となる惨事であったが、コンサートに行っていた彼の愛娘は幸いにも生還した。
喜びのあまり彼はそのことを周囲に言って回ってもいた。
しかし、犠牲者の3分の2がはノイズによる攻撃ではなく、退避中の、逃げ場を争う中での暴力などの人災によって亡くなった事が報じられると世論に変化が現れる。
それを報道した週刊誌の記事自体は正確であったが、語られる中で尾ひれがつき、生存者への自己責任論の突き付けというバッシングが巻き起こる。
そこに家族を失った遺族のやり場の無い怒りも加わり、当事者と便乗した野次馬的な人々により、立花家は苛烈な嫌がらせの被害に遭う。
犠牲者の中に彼の取引先の社長令嬢がいた事が、洸の人生を大きく変えてしまう。
彼女の父もまたこれを許すことが出来なかったのか、デマに乗せられたのか、
洸の娘の生存を知ると、契約を白紙にしてしまった。
洸はプロジェクトからも外され、会社からも扱いあぐねる人物とされてしまった。
この状況の変化に洸の自尊心はズタズタとなり、アルコールに溺れてしまう。
さらには家族に対し、大声をあげ暴力も振るうようになる。
家庭内に居場所を見出せなくなった彼はある日、会社に出勤したまま行方をくらましてしまう。
劇中での流れ
回想シーンに姿が出ることはあったが、主人公の父である彼自身が登場することはなかった。
第7話(水着回)において登場を果たす。政府保有のビーチを訪れるシンフォギア装者たち。
コンビニまで買出しに行く風鳴翼、暁切歌、月読調であったが、彼女たちは破壊された地元の神社を目にする。
一方、ビーチに残ったメンバーの前に出現するガリィ・トゥーマーンはアルカノイズを召喚し、雪音クリスの砲撃により空中のアルカノイズが撃破されていく。
その爆発を見た翼は事の次第を察し、近くにいた男性に、居合わせた野球少年たちの誘導を頼むが……
「冗談じゃない!どうして俺がそんなことを!」
と我先にと逃げてしまう。彼が響の父であった。彼は旧姓の守崎に戻し、現地のコンビニ店員として働いていた。
その夜、店舗を訪れた見覚えのある少女にふと話しかけた彼は、かつて自分が見捨てた娘と再会することになる。
親友と共に買出しに来た響は父の姿を見るなり、その場から駆け出してしまう。