OTONAはHAKKEIでKIを操り、KODOMOを守る者達を指す尊称である。
OTONAは地面を天然のTATEとし、人を抱え屋上まで跳ぶ事も日常茶飯事である。
SAKIMORIの一族KAZANARIに生まれた風鳴弦十郎は映画の英雄達に憧れた。
そう、OTONAたちの姿を見て、KODOMOはOTONAに憧れ、自らもOTONAとなるのだ。
OTONAになるためには高いKUNG-FUが必要である。
なお、非常に残念だがOTONAはNOIZEには負けるらしい。
(ニコニコ大百科より)
概要
『戦姫絶唱シンフォギア』の登場人物風鳴弦十郎が、ヒロインである立花響や風鳴翼を差し置いて文字通り人間離れをした活躍をしたこと、加えてそんな彼が「大人として主人公達を導く」というポジションを全うしていることから付けられた渾名。
とはいえ、完全に主人公を差し置いて一騎当千の大活躍をするのではなく、(終盤でシンフォギアシステム以上の性能を持つ完全聖遺物を纏ったラスボスを圧倒しているものの)敵であるノイズに触れると炭化してしまうことから対ノイズ戦では決定力を持たないため、司令室で指示を出したり、戦う決意を決めた響に稽古を付ける、装者同士の無益な戦いを止めるといった裏方に回っている(それでもいざという時はノイズ相手でも戦っているが、あくまでコンクリートを畳返しして攻撃を防ぐ程度である)。
なお、本作の脚本を担当する金子彰史氏がプロデュースしたゲーム『ワイルドアームズ』シリーズにおいても同様に「常識を逸した戦闘能力を有した大人」が登場しており、現在は彼らもまた「OTONA」と称されている。
OTONA一覧
ワイルドアームズシリーズ
超常の戦闘能力そのものを異能「双載銃騎(ダブルドラグナー)」とする特務機関ブリューナクの隠し球。
大人としての挟持と圧倒的戦闘能力を兼ね備えたOTONAという概念を作ったヴァンガード。
WA4に登場。
- バーソロミュー艦長
天路歴程(ピルグリム・プログレス)号艦長。
ファルガイアに降り立った異星人「ベルーニ族」の穏健派のリーダーであり、ベルーニ随一の強靭な肉体の持ち主。
ファルガイアの惑星環境に拒絶された為、ファルガイアではその力を振るう事は出来ないが、ベルーニの母船「ロクス・ソルス」内では尋常ならざる戦闘能力を発揮する。
WA5に登場。
- ラスニール・カイザ・エレシウス
エレシウス王国国王。
元は属国の剣士に過ぎなかったが先王にその力を認められ王族に加えられた異色の王。
正体不明の病に侵され、一日の大半を寝台にて過ごさざるを得なくなるが、その実力は健在。
WAXFに登場。
シンフォギアシリーズ
特異災害対策機動部二課司令。趣味の映画鑑賞が高じて収得した我流武術の使い手。
その身体能力はシンフォギアを纏った装者すらも圧倒し、完全聖遺物すらも退ける。故に人類最強との呼び声も高いが、それを振るう機会は少ない。
また、その戦闘能力や普段の行動の派手さに隠れがちであるが、装者を心から思いやり彼女達のサポートの為や彼女達の心を開かせたりする為なら努力を惜しまない人格者であり、そういった面でも彼はOTONAと言える。
シンフォギア装者風鳴翼のマネージャー兼二課のエージェント。
忍者の末裔にして忍法の使い手。戦闘のみならず家事も得意、更に高いマネージメント能力を持ち、その芸の多彩さと誠実な人柄で装者を支える。
特異災害対策機動部二課所属。弦十郎や緒川と比較して目立った活躍はしないが、情報処理能力は超一流。彼もまた装者を支える存在。
二課所属。女性という立ち位置とその優しさで装者を支える。仕事も優秀。
あったかいもの、どうぞ。
弦十郎の実兄にして、内閣情報官。この人くらいは常識人だろうと、誰もが信じていたのだが、『AXZ』にて遂に弾けてしまった。
F.I.S.所属の技術者。病魔に侵されながらも人類救済の為奮闘、その命と引き換えに地球と人類を救った。また、マリア達の事を実の子どもの様に思いやる「マム」でもあった。
弦十郎の良き理解者。
アニメ本編での出番こそ少なかったが、最後の最後で米国政府を相手に立ち回り、マリア達を救う大活躍を見せた(公式HPの用語解説にて判明)。
XDの並行世界の科学者。
主に雪音クリスとの絡みが多く、ティアーズ・オブ・ピースメーカーでは、並行世界とは言え再会した両親とどう関わればいいか悩んでる際に諭したり、クリスを両親の元に行かせるために鎧を纏って自ら戦場に出て防衛戦を引き受けており、ギャラルホルン編では、もしものためにとネフシュタンの権杖を託したりとOTONAとして支えている。
関連項目
SUMOU:ローマ字による表記の元ネタと思われる