概要
『マイティ・ソー』という作品名および主人公の名前。
ソーはトールの英語読みで、キャラクターの設定としても北欧神話での雷神トールをさしている。
2011年に実写映画化され、2013年11月18日(日本では2014年2月1日)にはシリーズ2作目『マイティ・ソー ダークワールド』が公開。なお、実写版は『インクレディブル・ハルク』、『アイアンマン』、『キャプテン・アメリカ』と世界観を共有しており、最終的に『アベンジャーズ』へと繋がっていくという構成を取っている。最新作『ダークワールド』も『アベンジャーズ2』サーガの1つということになっている。
近年、週刊少年ジャンプにおいて、彼とキャップを『キン肉マン』の作者ゆでたまご先生が描いたイラストが掲載された。
主な登場人物
本作の主人公。詳細はリンク先を参照。
演 - アンソニー・ポプキンス/吹替 - 浦山迅
父であるアスガードの王。
ボルダー
ソーの異母兄弟。名前はバルドルの英語読み。
演 - ジェイミー・アレクサンダー/吹替 - 北西純子
ソーの元許婚である狩りの女神。神話ではソーの妻である。
スリー・ウォーリアーズ
演 - ファンドラル:ジョシュア・ダラス《1作目》, ザッカリー・リーヴァイ《2作目》 (吹替:小松史法《1作目》→遠藤大智《2作目》)
ホーガン:浅野忠信 (吹替:同左)
ボルスタッグ:レイ・スティーヴンソン (吹替:咲野俊介)
ファンドラル、ホーガン、ボルスタッグの三名。ソーの戦友。
ちなみに、実写版ではホーガンを日本人俳優の浅野忠信が演じたことで大きな話題となった(日本向けのDVD・BDのパッケージにもソーやロキ等と並んで浅野演じるホーガンが描かれている)。
演 - イドリス・エルバ/吹替 - 斉藤次郎
虹の橋(ビフレスト)の管理者。
ジェーン・フォスター
演 - ナタリー・ポートマン/吹替 - 坂本真綾
ブレイクの勤務先の同僚看護師。実写映画では、天文物理学者として登場。
ベータ・レイ・ビル
異星人のサイボーグ戦士、二人目の雷神の力を持つヒーロー。宇宙戦艦スカトルバットと共に移民船団を護衛する旅をしていたが、行き違いからソーと戦うことになりムジョルニアを持ち上げることができることが判明した。その後ムジョルニアの正式な所有者決定するためにオーディンの前でソーと決闘し見事に勝利した、しかし戦いを通してソーとの間に友情が生まれたためムジョルニアの所有を辞退する。オーディンはその高潔さを称え、ビルに雷神の力と新たなるハンマー「ストームブレイカー」を与えた。
サンダーストライク
本名:エリック・マスターソン。ソーの戦いに巻き込まれ、重傷を負った建築家。ソーは彼を助けるために融合した。しかし、ソーはエリックの深層心理に魂を閉じ込められ、その間彼がソーとして活躍。その後、復活したソーはエリックに感謝の印として新たなハンマーを送り、サンダーストライクとして活動を開始する。
ヴィラン
ソーの義弟にして最大の宿敵。元々は巨人族の息子だが、オーディンの養子に入り育てられた。後に王になることを約束され才能もあるソーを妬み、亡き者にしようと策略をめぐらせる。しかし、他のヴィランと共謀し策略を駆使して戦うことが多く、自分自身が戦うことはあまりしない。自分の目的の為には手段を選ばない卑劣漢。
霜の巨人
ヨトゥンへイムに暮らす巨人族。この王の子供がロキである。
マレキス
演 - クリストファー・エクルストン/吹替:相沢まさき
スヴァルトヘイムの「闇の軍団(ダークエルフ)」の首領。
遥か昔、9つの世界を征服すべく自身の軍団を率いて征服に乗り出すものの、オーディンの父:ボルらの奮戦により軍団は壊滅状態に陥り、失敗に終わった。その後長い間眠りについていたが、現代において復活し、再び侵略を開始する。
実写版第2作目のヴィランとして登場。
サーター
世界の終わりに現れるとされる火の巨人。名前はスルトーの英語読み。
その能力は非常に高く、ロキも彼を倒すために一時的にソーと手を組まざるをえなかったほどである。