語義
- 北欧神話に登場する女神シフ。雷神のトールの妻。
- オーストリアのチェリスト、ハインリヒ・シフ。
- 『ロマンシングサガ1』、『ロマンシングサガ ミンストレルソング』の主人公の一人⇒シフ(ロマサガ)
- 『BLOOD+』に出てくる集団の名称
- 『ダークソウル』のキャラクター →灰色の大狼シフ
- 『マイティ・ソー』の登場人物
- 『スグリ』のキャラクター
- 韓国の俳優 →パク・シフ
- オンラインゲームなどで盗賊の「シーフ」の略称として使われることもある
北欧神話のシフ
アース神族の女神。雷神トールの妻であり、美しい金髪と貞淑で知られる。
その金髪は足まで届くスーパーロングヘアーだが、あるときロキのいたずらで、眠っている間に髪を残らず切り取られてしまい、髪が自慢だった彼女はひどく落ち込む。
シフから事情を聞いたトールに捕まったロキは、髪を元に戻すと言って逃げると2人の小人に会いにゆく。髪の代わりを作るように頼まれた小人は、金の糸から帽子(かつら)を作った。
シフがそれをかぶると、髪が頭に吸い付いてまるで元から生えていたようになった。喜んだ彼女はさっそく鏡で自分の姿を見ようと家に帰っていった。
(ちなみにロキがこのとき小人に作らせた物はシフの髪だけでなく、有名なグングニルなども一緒に作られた)
創作での扱い
『女神転生シリーズ』の地母神などが所属する、アルカナ「女教皇」のペルソナとして登場。
なお、外伝作を含めシリーズを通して悪魔として登場したことは一度も無い。
別名・表記ゆれ
シーフ、シヴ