ニルス

にるす

ニルス（Nils）とは、主に北欧の男性名である。

概要

主に北欧圏に見られる男性の人名。元はスウェーデン語だが、フィンランドでも見られる。語源はおそらくケルト語の「Nill」、またはアイルランドの「Nigel」などと同じく、「Champion」、"勝者"を意味する。

スウェーデンの童話「ニルスのふしぎな旅」が有名。

GBA用SRPG「ファイアーエムブレム烈火の剣」に登場するキャラクター。属性は氷。

吟遊詩人の少年。踊り子ニニアンの弟。姉と共に黒い牙から逃れるため、エレブ大陸各地を旅している。

見た目以上に長い時を生きている。姉と同じように人ならざる特別な力を持つが、姉よりはやや力は弱い。

素直で明るい性格だが、その経験からか強い人間不信のきらいがある。ニニアンをとても大切に思っていることもあり、彼女とエリウッドとの恋愛は、冷静だが悲観的にみていた。

明確に記述されてはいないがおそらく、ニニアンと同じ氷竜族と人間のハーフで、元はイリアにおり、かつての人竜戦争が始まった際に姉と共に異世界へと逃れた竜族である。

クラスはバード。姉と同じように戦うことは出来ず、『奏でる』を使って味方を鼓舞する、所謂再行動ユニット。

リン編では自軍ユニットとして参入するが、エリウッド編とヘクトル編では初めはイベントのみで代わりにニニアンが参入し、終章近くになってニニアンに代わり参入する。

ニニアンも再行動ユニットであり彼女と同時には出撃できないが、ニニアンの登場時はニルスの能力を受け継いでおり、ニニアンの離脱時にはニルスに能力値が受け継がれる。ちなみに能力の成長率も同じである。

また、支援相手は一人もいないため、ニニアンから支援を受け継ぐということは出来ない。

エンディングではニニアンと二人で異世界に帰るが、ニニアンとエリウッドの支援がＡの場合には残りたいと願う姉を後押しし、ニルス一人で異世界に帰ることになる。

続編である前作封印の剣には登場しない。