解説
政治的または文化的・思想的な理由から、大韓民国(韓国)に対して批判的な姿勢をとることを指すものであり、朝鮮半島の南北分断と共に発生したものとされている。
北朝鮮の従来の主張である『朝鮮戦争はアメリカ帝国主義者による朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への侵略であり、「南朝鮮(韓国)」は彼らの傀儡政権である』というに主張に同調する者の立場で親北と同義語とも考えられており、韓国の歴代軍事政権は、金大中などの反体制活動家を支持することも反韓と見なしている。
近年の日本においては、歴史認識問題や竹島(韓国名:独島)の領土問題といった政治的な対立や、過激な反日運動から韓国に反感を抱く人々が増え、日本政府も韓国の横暴に批判的な立場をとっている。
日本や台湾、中国を始め、東南アジア・南アジアや中東・ヨーロッパ、南北アメリカにおいても、
「何でも自国文化を韓国発祥だと主張している」
「著名人を根拠なくコリアンやコリアン系の同胞だと主張している」
といった、いわゆる『ウリジナル』宣伝などから、韓国に対して自国民が嫌悪感を持つのはもちろん、政治的にも批判的な立場をとっている国が多い。
嫌韓との違い
よく嫌韓と同義語に捉えられ、基本的には類似語として扱われているが、こちらの場合は政治的・文化的・思想的な理由から批判的な姿勢をとるというニュアンスが強く、嫌韓の場合は諸外国における韓国または韓国人のモラル・マナーの無さや、犯罪行為を働くことなどから嫌悪する国民感情のことを指すニュアンスが強い表現とされる。
もしくは単に、『嫌韓』は「日本国内の韓国批判」、『反韓』は「海外での韓国批判」のそれぞれの名称とする場合もある。
海外での韓国批判を指す場合
近年、韓国との間で日本と共通する問題を抱えているタイにおいて、ムエタイの起源捏造問題や、仁川アジア大会での八百長騒動、タイ国王陛下への侮辱行為などから、タイは国規模で韓国を大変毛嫌いしており、上述した彼らの蛮行に抗議の声をあげている。
特に、アジア大会における韓国の八百長を盛大に皮肉った非難を歌にした動画は、投稿されるやいなやタイのみならず世界中で大反響を呼んだ(後述に動画を記載)。
また、上述の理由からなのか、タイでは日本で行われている嫌韓デモを賛美する声がある。
更に2012年9月には、プーケット県にある唯一の外国領事館である韓国領事館前に、許可を得た上で日本の政治団体である維新政党・新風によって、「竹島は日本固有の領土」の碑が建立された。
様子
台湾
タイ
ベトナム
インド
イギリス