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ディナステス属の編集履歴

2016-03-22 18:01:28 バージョン

ディナステス属

でぃなすてすぞく

カブトムシの分類群の一種。

ディナステス属(ディナステスぞく)は、カブトムシの分類群の一種。この属の代表種の名前にちなんでヘラクレスオオカブト属とも言う。


中南米を中心に分布する大型の甲虫で、胸角がよく発達し、内側に毛が生える。

巨体に似合わず性格はおとなしく、あまりケンカはしないが、怒らせると非常に怖い。

ゾウカブトとともにアメリカ大陸を代表するカブトムシ類として知られている。


主なディナステス属のカブトムシ

ヘラクレスオオカブト

ディナステス属の代表種。ヘルクレスオオカブトともいう。

世界最大のカブトムシとされており、角を含めた全長が最大18cmにも達する個体もある。

オスの成虫は胸角が長く、内側には毛が生える。前翅は黄褐色だが、稀に水色の個体(ブルーヘラクレス)もあらわれ珍重される。


ネプチューンオオカブト

下記の2種はこの属の中でも、前翅が常に黒く、脚の形状も独特であり、別のグループとされることもある。


ネプチューンオオカブト

ヘラクレスオオカブトに次ぐ世界で2番目に大きいカブトムシとされる。

名前の由来はローマ神話海神ネプチューン


サタンオオカブト

ボリビアの限られた地域に生息する。以前は生息地がはっきりせず、とも呼ばれ珍重されてきた。

ビロード状の毛が胸角の裏のほか翅などに覆われていない柔らかい部分にもびっしり生えている


シロカブト

体全体が白~黄色、クリーム色になるグループ。北米南部から中米一帯に生息する小型のカブトムシ類。


グラントシロカブト

シロカブトの代表種。体長は最大でも70mm程。アメリカ合衆国西部に生息する。アメリカ合衆国で単にカブトムシといった場合、多くはこのグラントシロカブトを指す。現地での採集は禁止されている。

名はアメリカ合衆国第18代大統領でもある南北戦争の北軍最高司令官ユリシーズ・S・グラントに由来すると言われていたが、近年はアリゾナ州の旧陸軍基地フォート・グラント(Fort Grant)に由来するという説が有力。北米産のカブトムシの中では最大種。


ヒルスシロカブト]]

中米(主にメキシコ)に分布する。シロカブトの最大種だが、体長は最大でも90mmほど。白に濃い黄色の混じった色合いをしている。


ティティウスシロカブト

アメリカ合衆国東部に分布する。現地では角の形からユニコーン・ビートルと呼ばれている。


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