声 - 千葉繁
概要
職業不明、年齢不詳、趣味はのぞき、特技はたかり。
これが彼のすべてである。
五代が一刻館に入居したその日に、4号室と5号室の間の壁に穴を開けてしまい、そこから何かと五代の私生活に干渉する。
序盤で壁はきちんと塞がれたが、こずえが5号室に来た際にまた開けられた。
誰に対しても丁寧な言葉遣いで話すが、その態度は慇懃無礼そのもので、五代など自分よりも弱そうな相手をおちょくることを何よりの趣味にしている模様。
普段はスーツ姿または在宅用の着物姿。温泉旅行にもスーツ姿で出かけている。
八神ら女子高生が来るときと、五代の結婚式の披露宴の時は、タキシードを着用していた。
五代、響子、二階堂などは職業など何をしているのか疑問を懐き、尾行・調査をしたこともあったが四谷に気付かれており、単にあちこち振り回されただけで結局なにも分からなかった。
ときどき帰省と称して数日間留守にするが帰省先も全く不明。変人ぞろいの一刻館の住人の中でも一際目立つ存在であり、結局何者なのか明かされることはないまま、本作の連載は終了した。
四谷の部屋が確認できるのは原作、アニメ共に1回(八神が四谷に家庭教師を頼みこみ、心配した五代と響子が五号室の穴から四号室に入り込んだとき)のみであった。
アニメ版44話では、本人に瓜二つの祖父、叔父がかつて一刻館に居住していたという設定で「一刻館の歴史は四谷家の歴史」とのセリフが登場する。
うる星やつらのビデオを所持していると思われる発言がアニメ後半部にあった。
高橋留美子ファンの間では「面堂家の黒メガネ部隊の一人である」という説が有力視されている。(ちゃっかりアニメディア創刊5周年記念号に載ってたりする。)