「響子さん、好きじゃああああ!!」
概要
東京都郊外の街「時計坂」(モデルは東久留米市)の丘の上に建つ、オンボロアパート「一刻館」5号室の住人。
コメディ漫画ながら非常識な他の住民に何かといじられていたが、管理人として就任してきた音無響子に一目惚れしたことで、それまで何度も実行しかけた転居を急遽取り止めたのが第一話冒頭である。
管理人室に住み込んだ響子と同じ屋根の下、という究極のアドバンテージを全く活かせずにいるうちに、三鷹瞬というハイスペックな恋敵が現れ、自身も元アルバイト仲間の七尾こずえと曖昧なまま交際を始めるなど、性格は奥手で温厚且つ優柔不断。
三鷹のアプローチもだが、響子の中に今も亡き夫の存在があることに焦燥があった。
1年間の浪人生活を経て合格した大学では教育学部に在籍。
大学を卒業する寸前、教育実習先で知り合った八神に片想いされたことにより、彼女の父に紹介された企業に就職が内定、しかし、入社直前にその企業が倒産してしまったため就職浪人することになる(アニメ版では就職浪人をしていない設定で、いぶきの父からの紹介も2回あった)。
その後、キャバレー勤務(アニメ版では学生アルバイトとしてキャバレーに勤務)。人形劇の人形を自作できるほど手先が器用で子供に好かれることから福利厚生部長(ホステスの子供のお守り係)に抜擢され、子供たちから「ぶちょー」と懐かれる。この経験と自信から保育士を選択し、免許取得後に馴染みの園に正式に就職が決まる。
保育士試験合格前後(アニメ版は卒業試験)に響子と初夜を迎え、求婚時に響子の父親からも了承を得られ、前夫の墓前に向き合い、長年の紆余曲折を経て結婚に至る。
翌春、誕生した長女の春香と妻の響子と共に産院から帰り、一刻館の住人達に出迎えられたところで物語の幕を閉じた(ちなみに朱美は茶々丸のマスターと結婚したため、茶々丸に転居している)。
新潟県出身。
実家は地元の定食屋で、忙しかった両親に代わって同居する祖母のゆかりが主に世話をしていた。
小学校時代も夏休みは店の手伝いでろくに遊べなかったという。
結婚して家を出た姉が一人いるが、姉と義兄が定食屋を継ぐことになったため、五代は定食屋を継ぐことを断念している。。
地元の高校のラグビー部に所属していたが全国大会に出場したことがない弱小校である(高校時代の制服を着る回があるが、制服のモデルは県立新潟高校とする見方もある)
卒業後、浪人生として上京し、一刻館に入居した。
余談ながら、実写で裕作を演じた石黒・中林いずれも俳優としてのデビュー作である。
関連イラスト
関連タグ
尾津乃つばめ(うる星やつら)…同作者繋がり。髪型のせいか、そっくりに描かれたことがある。ちなみに2022年版ではパチンコ版・五代裕作と同じ櫻井氏がつばめを演じている。