CV:鶴ひろみ
解説
元華族の深窓の令嬢。旧家の一人娘で大小6匹の愛犬を「妹」「弟」と愛しんで育てている。
互いに由緒正しい資産家であったことから、三鷹瞬との縁談が持ち掛けられた。
淑やかで慎み深い性格に三鷹から好感を持たれたが、多頭飼いから「犬娘」と呼ばれる。
愛犬家としてはややズレた面もあり、見合いの場に「弟妹」達を引き連れ、彼らが三鷹を追いかけまわしたことで結婚を決意。
三鷹に本命の女性がいることを知っても、諦めるどころか偶然を装って直談判に向かう行動力を見せる。しかし明日菜の正体と真意に気づかない音無響子から親身に応援され、気難しい愛犬が彼女に懐くのも見たこともあり、身を引くよう説得を口にすることは叶わなかった。
この後も何度か三鷹とデートを重ねたが、(犬を怖れて)抱きしめられ、泥酔してキスされ、そのまま爆睡した彼と一晩を共にするという偶発的状況が重なり、三鷹と自分の愛犬同士の間に子供ができたことが決定打となって最終的に結婚に至った。
なお、これらについて明日菜自身に作為的なものはなく、三鷹が犬恐怖症であり、その克服に小型犬を飼い始めた事情も知らなかった。
結納後に誤認に気づいた三鷹が未練を残していることを薄々察し、彼を和ませようと彼女渾身のギャグを口にする。
明日菜のその聡明と健気さに三鷹も吹っ切り、改めて人生を共にすることを誓う。