アニメ版CV:神谷明
テレビドラマ版:沢村一樹
概要
イケメンかつ金持ちで高学歴のプレイボーイなテニススクールのコーチ。
テニスに通う音無響子とは4才年上の、五代裕作の強力なライバルである。
家族は両親と妹、叔父がいる。年長勢は非常に鷹揚だが息子(甥)の話を聞かない、言葉を都合よく解釈する面があり、にこやかな笑顔で歯を輝かせる特徴は一族共通らしい。
響子に対して猛烈なアプローチをかけており、強引且つスマートにデートに連れ出す場面が度々あった。美人の妹と一緒に写っている写真で響子に嫉妬心を抱かせた直後に種明かししたり、彼女の結婚祝いを選ぶ協力を響子に依頼し五代を含む一刻館の住人に自分達が結婚するものだと誤解させたり、叔父の紹介による九条明日菜との見合いに乗って響子との進展を計るなど中々に策士的。
反面、育ちの良さからくる人の好さや手料理も振る舞える技量もある。
一見すると完璧だが、犬恐怖症という惣一郎を飼っている響子に対して見逃せない弱点を持つ。
しかし何故か犬からは懐かれやすく、上述の見合いの席で明日菜が飼っている犬たちに追いかけまわされ愛犬家の彼女に気に入られてしまい、破談を確信したにもかかわらず並行して交際を続けることとなる。
焦った三鷹は小型犬を飼って犬嫌いを克服するものの、マッケンローと名付けたこの飼い犬が明日菜の愛犬の一匹であるサラダとの間に子を成したことを飼い主同士の話と勘違い(疑惑レベルだが身に覚えがあった)し、正式に縁談をまとめざるを得なくなってしまった。真実が判明した時には既に取り止められる状況ではなく、また明日菜自身を憎からず思うとこもあり、そのまま彼女と結婚。後に五代が響子を射止めた際は潔く二人を祝福している。
最終回では明日菜との間に父親似の双子の女児をもうけており、三人目もまもなく生まれる予定であることが描かれた。
実写映画版では登場せず。
余談
担当声優の神谷氏はかつて『うる星やつら』で主人公諸星あたるのライバル面堂終太郎を演じているだけでなく、本作ではEDでクレジットされてはいないものの三鷹の父も演じている。