アニメ版CV:冨永みーな
実写映画版:河合美智子
概要
五代裕作の1歳年下のガールフレンドでショートカットの快活な大学生(後に銀行員)。
家族構成は両親と小学生の弟が1人。家族仲は良いが、そろって独特の無邪気さや積極性があり、彼女自身も多少空気が読めない不思議ちゃん要素がある。
元バイト仲間だった五代(アニメでは酒屋で一緒に働いてるシーンがある)によると、眼鏡っ娘だったらしく、アルバイトもコンタクトレンズの購入の為(連載時は高額だった)。
こずえにとって五代は憧れの初恋の人に似ていて、この再会を機に積極的に交流を深め、本人に説明無く準備を済ませて自宅に招くなど、今で言う肉食系な面もある。
明るく社交的で五代の住むアパートの管理人の響子とも恋バナで盛り上がったこともあるが、コロコロと話題を変える唐突さに困惑されたことも、彼女が五代の本命であることも気づかなかった。
五代のガールフレンドとしてもこずえが主導を握る形で、交際期間はそれなりにあっても恋人らしい進展はほとんどなく、唯一のキスも不意討ちでこずえから迫った形である。
ちなみに五代側からすれば、手を出しかけたことはあり、その都度自制するシーンが何度もある。
こずえが頼れる大人の三鷹に恋愛相談をもちかけ、「五代君とこの娘がつきあえばライバルがいなくなる」と考えた三鷹も喜んで相談に乗った時には、明らかに嫉妬して不機嫌な様子になり、三鷹に直談判、こずえをもてあましていた三鷹に「男女は別れぎわが大事だよ」といわれ、その通りにふるまったことにより、ようやく誤解していたことに気づくというエピソードがある。
他にも率直な二階堂に五代の恋人と扱われたことに気をよくしたこずえが、五代不在と勘違いして代わりに彼を夕食に誘った際は気が気でなかったことを伝えるなど、それなりにこずえのことを気にかけている。
大学卒業後は父親のコネで銀行に就職が決まる。
社会人として過ごすある日、夜の繁華街で五代と朱美が連れ立っている姿と居合わせてしまい、後日、勘違いだと知って五代を訪ねた際に、「他に好きな人がいる」と土下座された。しかし、こずえも以前から結婚を申し込んでいた同僚に返事をしたと告げ、誤解したまま別れたくなかったと話す。五代の「好きな人」についても知らないままにすることを望み、5年の交際に終止符を打つ。
最終回では夫の赴任先とされる名古屋で新生活を送っているシーンが描かれた。
余談
アニメ版において、CVを務めた冨永みーなは出演者では八神いぶきを演じた淵崎ゆり子と並んで若手であり、さらにCDドラマ『PARTY ALBUM』では歴代オープニングテーマのひとつ『サニーシャイニーモーニング』(松尾清憲)を歌唱している。