概要
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』は、平成ライダー1期の最後を飾る『仮面ライダーディケイド』の「本当の終わり」と2期のトップバッターである『仮面ライダーW』の「本当の始まり」を描いた3部構成の劇場版作品であり、本作『仮面ライダーW ビギンズナイト』は、第1部『仮面ライダーディケイド完結編』が一旦終了した直後に第2部として放映された。
あらすじ
クリスマスの到来に浮かれる風都の鳴海探偵事務所に、一件の依頼が舞い降りた。依頼者の歌手・飛鳥安紗美は死んだはずの姉を目撃したと言う。
真相の調査を行う左翔太郎だったが、そこに新たなドーパント「デス・ドーパント」が出現。翔太郎はWに変身するが、突然彼の目の前に殉職したはずの初代鳴海探偵事務所所長・鳴海荘吉が現れた。呆然とする中、Wは荘吉の変身する仮面ライダースカルの襲撃を受ける。フィリップは翔太郎に「荘吉はもういないんだ」と説得しようとするが翔太郎は動揺を隠しきれず、Wは手ひどくやられてしまう。
翔太郎は真相を探るべく、離れ小島へと向かう。そこは翔太郎とフィリップの出会った場所、そして荘吉の死んだ場所でもある、「ミュージアム」の研究所跡地だった…。