「ダイヤ~!ハハッ、ダイヤパワーが、満ち満ちたダイヤ~!」
「屈折カウンター!屈折からのぉ~、ドーン!!」
登場話:第35カイ!「ダイヤモンド♢ユカイ?!」
概要
ダイヤワルドの暴走したダイヤパワーがニュークダイテストに満ち満ちて誕生した巨大級ダイヤ戦闘兵たるダイワルド。
人格がダイヤワルドの物へ置き換わり、頭部がダイヤで出来た大口の怪獣を彷彿させる外見(口を模した部分に赤いラインが走っている)に変化。右腕のクダイテソードも巨大なダイヤの鉱石より削り出したかの様な煌びやかな外見に変わった。
強度の増したクダイテソードによる接近戦はゼンリョクゼンカイオーの一撃を弾き飛ばす威力の上、ダイヤワルドの持っていたダイヤの光を反射する特性が増大して発現した、敵の放った光線をクダイテソードに吸収して空中へ出現したダイヤに乱反射、相手の死角を狙って返すカウンター攻撃「屈折カウンター」を使える為攻守において隙が無い。
但し、硬い故に衝撃を受け流し難いダイヤの短所も受け継いでいる為、一点に強い衝撃を集中されると簡単に砕けてしまう弱点も抱える。
活躍
ダイヤワルドが倒れた後に残した、ダイヤトジルギアを出撃して来たニュークダイテストが勢い良く踏み付けて取り込み誕生。同時に町の上空へ無数のダイヤを出現させ、煌びやかな光景を生み出した。
程無く繰り出されたゼンリョクゼンカイオーに接近戦を挑まれるも、「ダイヤのように、硬いダイヤ~!」と嘯きながらゼンリョクゼンカイソードの剣戟をクダイテソードで耐え切り、逆に弾き飛ばす。ならばと相手は左腕からビームを放つが、これも屈折カウンターで受け止め跳ね返した。
しかしここで、ブルーンのアドバイスよりダイヤの弱点を知ったゼンカイザーがゼンリョクゼンカイキャノンの「出動!パトロールパワー」によりビクトリーロボのイメージをゼンリョクゼンカイオーに投影。「連続ラダーボンバー」を模倣した高速伸縮パンチをクダイテソードの一点に叩き込まれた事で武器を壊され丸腰になってしまう。
最後は間髪入れずゼンカイジャー・オール戦隊ファイナルビッグバンを叩き込まれ、「キラッと惨状、カラッと爆発~!!」と叫びながらポーズを決めつつ敗北・爆散。
体内のダイヤトジルギアも完全に破壊され、ダイヤトピアが並行世界へと解放された。
余談
ニュークダイテストは同じモデルながら見た目に変化がでるよう意識されてデザインされ、ダイダイヤワルドは怪獣のような顔つきになるようデザインされている(『機界戦隊ゼンカイジャー公式完全読本』p.116)。
関連タグ
キンカイリガニー:前作に登場した頭部が高額品(こちらは金(金塊))繋がりの巨大戦力。
妖獣ジュエル、ダイヤジゲン:宝石モチーフの怪人。ダイダイヤワルドとは別の弱点(構成成分が炭素であるが故によく燃える)を突かれて倒された。