「今までの一番を獲ろう 最後にこの四人で」
プロフィール
概要
ボーダー本部所属B級12位の那須隊隊長。11巻(94話)にて初登場。パジャマらしき恰好でベッドに腰かけていた。
ボブにした色の薄い髪が特徴。
アニメでのカラーリングは淡い金髪に青の目で、病弱であることを強調するためか、彼女の瞳は通常はハイライトがなく、トリオン体のときにハイライトが入る。
人物像・活躍
物静かで落ち着いた性格で、とても仲間思いな人物。
好きなものがトリオン体での運動だったり、初登場時がベッドで上半身だけ起こしている姿だったりと病弱であり、試合終了後はかなり苦しそうにしている。外出もあまり出来ないようで、那須隊のメンバーは那須の体調を考慮して彼女の自宅に集まって作戦会議をすることが多い(引きこもりの小夜子だけは常にボイスチャットで参加する)。
アニメ版では熊谷や茜と枕投げをしたり、小南や嵐山たちと一緒に基地の地下にある訓練用プールでリゾート気分を味わったりするなど意外とお茶目でノリの良い一面を見せている。
ボーダーと提携していないお嬢様学校に通っており、小南はクラスメイトである。
「体が弱い人をトリオン体で元気にできるか?」という研究に協力する形で二年ほど前にボーダーに入隊し、半年後には自由に走り回って相手をハチの巣にするほど元気になっている。
作者も認める美形であり、ボーダー内にも隠れファンが多い。テレビで特集が組まれたこともあるらしく(恐らく上述の研究に関する特集と思われる)、市民の認知度もそこそこ高い。
三輪隊の奈良坂とは従姉弟の関係であり、那須隊のスナイパー日浦茜は彼の弟子である。
B級ランク戦では三日目昼の部(第三戦)において、三雲隊・来馬隊と対戦。
川を挟んで東西に分かれたステージと暴風雨の天候を選択し、試合開始直後に自チームの合流と相手チームの分断を図るが、西岸にいた熊谷と茜が橋を渡る前に千佳の砲撃で橋を落とされてしまい、合流できなくなってしまう。しかし、周りが全員格下だったとはいえ、実質的に1対4の状況ながら数の差を完全に覆す戦いぶりで修、来馬、別役の三人を終始圧倒し、彼らを全員撃破して3ポイントを獲得した。最後に川を渡って東岸に辿り着いた遊真と対峙するが、この少し前に来馬がベイルアウトする間際に放ったハウンドの直撃を受けていた影響でトリオンが足りなくなって強制的にベイルアウトとなり、4点目獲得はならなかった。
ガロプラ襲撃においては、基地内に侵入したガロプラ遠征隊の3人を熊谷とともに追跡し、バイパーで執拗に攻撃する。この攻撃に耐え兼ねて迎撃に残ったウェン・ソーと交戦する。
戦闘スタイル
ポジションはシューター。メイントリガーはバイパー(変化弾)で、個人ポイントは8395。
障害物と機動力を利用して獲物を追い詰める戦法を得意としており、四方八方から弾丸を浴びせかける”鳥篭”と呼ばれる全方位攻撃や鳥篭と見せかけての一点集中攻撃を自在に使い分けるテクニシャン。
バイパーは予め自分が使いやすい弾道をいくつか設定して使い分けるのが一般的だが、彼女の場合はリアルタイムで弾道を引いて撃っているため、より複雑な軌道を描くことが出来る。太刀川いわく、このような芸当が出来るのは彼女と出水くらいとのことで、屋内戦でも壁などに当てることなく正確に標的を狙うことができる。相手の動きを先読みする能力にも長けており、障害物や曲がり角に逃げ込んでも安全とは言えず、ランク戦では自分が被弾したタイミングを狙ってきた修を予め戻ってくるように設定しておいた弾丸で返り討ちにしている。
また、作中で合成弾のトマホーク(変化炸裂弾:バイパー+メテオラ)を使用した二人目の人物。
細かく大量に分割したトリオンキューブを自分の周囲に展開し、それらを一斉に発射するのが基本スタイルであり、攻撃方法の派手な第2の弾バカ。
ただ、隊長であると同時にチームのエースであるためか、どうしても指揮に集中しきれないところがあり、那須隊の今後の課題となっている。
パラメーター
トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 | トータル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | 8 | 6 | 8 | 8 | 4 | 5 | 4 | 50 |
トリガーセット
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
バイパー | バイパー |
アステロイド | FREE TRIGGER |
シールド | シールド |
メテオラ | バッグワーム |