「……そういうことね……やってやろうじゃないの!!」
プロフィール
概要
他の隊員に先駆けて、11巻にて初登場。
身長が判明している女性キャラクターの中では加古望(173㎝)に次ぐ長身を持つ、短い黒髪を前分けにした男前女子。
人物像・活躍
那須隊を結成するに当たって、茜と小夜子は彼女がスカウトした。
隊長の那須玲とは互いに「くまちゃん」「玲」と呼び合う間柄。(アニメでは小南からも「熊ちゃん」と呼ばれており、緑川からは「熊ちゃん先輩」と呼ばれている)。
なお、太刀川は彼女を「くま」と呼ぶが、これは彼が「熊谷」を6回連続で読み間違えたためである。迅のセクハラを訴えることもせず、拳骨一発で許していることも考えると、なかなか度量の広い性格であることがうかがえる(一応、「いい加減にしないとガチで訴えますよ」と警告はしている)。茜の兄と同級生で、想いを寄せられている。
B級ランク戦では、三日目昼の部(第三戦)において三雲隊(玉狛第二)・来馬隊(鈴鳴第一)と対戦。
ステージ選択権によって暴風雨状態の河川敷を選択し、自隊のみ合流した上で橋を落とすことで、他隊を分断し各個撃破する作戦だったが、玉狛第二の機転により先に橋を落とされる。
それにより那須との合流を断念した熊谷・茜は、村上・遊真を相手に三つ巴の戦いを繰り広げる。
しかし、要であった茜の援護射撃が失敗した事で遊真はそちらに狙いを変え、彼女自身も格上である村上との一騎打ちとなる。
片腕を切られ、追い詰められた彼女は本来は橋を落とすために所持していたメテオラ(炸裂弾)を使用し、那須の動きをイメージした付け焼刃の戦法を披露する。善戦はしたものの、レイガストを破壊しようとしたところで、スラスターで迫ってきた盾モードのレイガストに炸裂弾が次々と吸着され半ば自爆で敗退し、無念の涙を流した。(なお、アニメ版においては、上記の場面は炸裂弾が爆発する前に緊急脱出する展開に差し替えられている。)
結果的に、自身では点を稼げない結果に終わったが、試合終了後の太刀川・迅両名の総評では、茜ともども西岸での奮闘は無駄ではなく、時間を稼ぐことによって那須の3点獲得に貢献していたこと、および、上述の炸裂弾を使った戦い方をしっかり磨いてものにすれば、強力な武器になりそうだと評されている。
ガロプラ侵攻編では、内部の防衛を担当。
最終戦Round8では諏訪隊・香取隊と交戦した。彼女自身は諏訪隊の襲撃でダメージを負った後に日佐人と相討ちになって緊急脱出するが、那須隊は目標通りB級上位入りを果たした。茜が引っ越す日は隊の仲間と千佳と出穂ともに茜を見送った。
那須隊は遠征に行く気は無いが、B級中位以上であるため小夜子とともに選抜試験に参加することに。所属することになった臨時部隊は村上10番隊。
戦闘スタイル
メイントリガーは日本刀の形をした弧月。個人ポイントは7119。
彼女のものは十字型の鍔がついており、弧月の両手持ちとシールドによる防御が基本的な戦闘スタイル。
那須のガードにまわることが多いため個人ポイントは高くないが、捌き・返し技の腕はかなりのもので、太刀川をはじめとした攻撃手男性陣にも一目置かれている。
三雲隊と来馬隊とのランク戦では射撃用トリガーのメテオラも使用している。
メテオラ……というより射手用トリガーは一度も使ってこなかったが那須の動きをイメージする事で初見でもある程度使いこなせていた、この事から迅からものに出来れば強くなれると太鼓判を押された。
(実際銃手1位の里見ですら飛び道具として射手用トリガーは扱いが難しく咄嗟に相手に向けて撃つには難易度が高いため相当な鍛錬が必要とするので銃手になった経緯がある、にもかかわらず初見でしかも斬り合いや最後の布石等しっかりと使えていたのはある種の才能とも言える)
パラメーター
トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 | トータル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 6 | 8 | 7 | 8 | 3 | 4 | 2 | 43 |
トリガーセット
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
弧月 | FREE TRIGGER |
旋空 | メテオラ |
シールド | シールド |
FREE TRIGGER | バッグワーム |