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ハナ肇とクレージーキャッツの編集履歴

2016-04-20 20:28:28 バージョン

ハナ肇とクレージーキャッツ

はなはじめとくれーじーきゃっつ

昭和の頃に大ヒットジャズバンド、お笑いタレント、歌手グループ。

クレージーキャッツの正規表現。


元々はハナ肇とキューバン・キャッツの名で活動していたが、進駐軍のキャンプ回りをしていた際、演奏中に洗面器で頭を叩くギャグが大受けし、“You, crazy!”と言われたことから「ハナ肇とクレージーキャッツ」に改名したとされている。


各メンバーは音楽の経験、テクニックで卓越した点を持っており、単なるコントグループ、コミックバンドとは全く違う音楽の質の高さを兼ね備え、音楽+コメディという芸能活動を広めた第一人者でもある。


メンバー

  • ハナ肇(1930年2月9日 - 1993年9月10日)

ドラムス担当。アッと驚く為五郎というギャグで知られる。強力なリーダーシップを発揮し、メンバーを統率していた。ハナの死去後は実質クレージーキャッツとしての活動は無くなってしまった。


  • 植木等(1926年12月25日 - 2007年3月27日)

ボーカル・ギター担当。ボーカルとしてスーダラ節無責任一代男などをヒットさせ、映画では「無責任男」テレビでは「お呼びでない?」など、後世に残るキャラクターとギャグで爆発的な人気を得た。


  • 谷啓(1932年2月22日 - 2010年9月11日)

ボーカル・トロンボーン担当。ガチョーンや「ビローン」、「あんた誰?」、(青島だァーに対抗して)「谷ダァー」といったギャグを持つ。

クレージーキャッツの音楽コントのほとんどは谷が考えたもので「譜面にギャグを書き込む」というスタイルで数多くの音楽ギャグを作り出した。


ベース担当。

ハナ肇と共にキューバンキャッツ時代から活動している古参メンバーであるのと同時に、2015年現在唯一存命しているクレージーキャッツメンバーである。


  • 安田伸(1932年9月19日 - 1996年11月5日)

テナーサックス・クラリネット担当。ブリッジしながらサックスを吹く芸が有名。

愛妻家としても知られており、その証拠に「ミヨコー」と奥さんの名前を言うギャグを作った。


ピアノ担当。結核に罹患したためにクレージーキャッツを離脱し、桜井センリがピアノ担当として加入。その後クレージーに復帰する。

1971年に引退し料理研究家に転身、渋谷で小料理屋を経営していた。声楽を専攻していたこともあり、メンバー中では植木等と並ぶ美声の持ち主。


石橋エータロー後任のピアノ担当。石橋復帰後もクレージーに留まり、彼と共にピアノの連弾をステージで披露。クレージーキャッツの名物となった。

ルーチョンキ」(キンチョールを逆から言ったギャグ)、「あたしってダメねぇ・・・」などのギャグを持つ。


関連人物

  • 渡辺晋 (1927年3月2日 - 1987年1月31日)

渡辺プロダクション創業者。

ナベプロ創業当時の数少ない所属タレントがクレージーキャッツ(キューバンキャッツ)だった。

(というより当時クレージー以外に所属していたタレントは渡辺晋自身のバンドのみだった)

クレージーキャッツ人気の影の仕掛け人として活躍する。その証拠にクレージー映画のスタッフクレジットに必ずと言っていいほど名前が出てくる。


色々あって放送作家になり、色々あってタレントになり、色々あって東京都知事にまでなった人物。

クレージーキャッツ全盛期時代の歌の作詞を担当。「スーダラ節」、「五万節」、「無責任一代男」など、トゲがあるが非常にインパクトのある歌詞をホイホイと作り上げた。


愛称「デクさん」(由来はアソコがすごく大きかったから)

キューバンキャッツ時代メンバーの一人として活躍していたが、作曲家に転身。

以降、青島幸男と共にクレージーソングを数多く作曲する。

余談だが「無責任一代男」の「こつこつやる奴ァごくろうさん」のフレーズを考えたのはこの人らしい。


  • 宮川秦 (1931年3月18日 - 2006年3月21日)

愛称「宮ちゃん」

萩原哲晶に次ぐクレージーソング作曲者として知られ、「シビレ節」、「ウンジャラゲ」などを作り上げる。

植木等とはウマが合ったのか、植木の番組「植木等ショー」に呼ばれるだけでなく、専用のコーナーまで作ってもらったり、植木の単独コンサートにもゲストとして呼ばれていたりと、終生仲が良かったらしい。


もはや説明不要のコントグループ。

彼らにとってクレージーキャッツはバンドグループとしてもお笑いタレントとしても憧れの大先輩であり、最大の師匠だった。

ちなみに志村けんを除くメンバーの芸名を付けたのはハナ肇である。


渡辺プロダクションに所属していた歌手。

クレージーキャッツとは「シャボン玉ホリデー」で共にメインホストを11年間担当。

クレージー映画にも3本出演している。

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