CV/沢りつお
概要
ガマボイラーとは、『仮面ライダーV3』の怪人。鳴き声は「ア~ブラ~」(おそらく、「ガマの油」から持って来たダジャレ)。
その使命はV3の抹殺とV3の弱点が納められたテープレコーダーの奪取である。
武器は胸の噴射口から鉄をも溶かす超高温の蒸気を放ち、口からエネルギーを奪う白い泡を放つが、これは一生に一度しか使えず、自らの命を失う諸刃の武器である。
短気な性格だが、V3を倒す為なら命を懸ける使命感を持ち合わせている熱い性格の持ち主。
風見士郎に対し、あえてV3への変身をさせ、長高熱蒸気をメクラ滅法打ちまくり、接近戦に持ち込むべく、徹底的に肉弾戦を仕掛ける。
V3キックであっけなく倒されるが、最初からV3と刺し違えるつもりで、死ぬ間際に口から浴びせた白い泡でV3のエネルギーを奪い、ピンチへと陥れる事に成功、自らの作戦が成功した事に満足して自爆した。
その後、第2次四国占領作戦(パラレルとする文献もある)映画『仮面ライダーV3対デストロン怪人』にて再生怪人の1人として復活し、V3、1号、2号と激しい戦いを繰り広げるがドクトルGの無茶な指示(一つ目タイタンに比べればまだマシだが)を受けたタイホウバッファローの放った砲弾の嵐に巻き込まれ犬死してしまった。
仮面ライダーSPIRITS
漫画『仮面ライダーSPIRITS』では、暗闇大使が時空魔法陣を使って復活させた再生個体が登場。ドクトルGの高知制圧に参加し、攫った人々をこき使ってサタンニウムを採掘していた。12巻終盤にて、人々を救うべく風見が乗り込んできたのを知ると、他の機械合成怪人とともに襲いかかる。怪人達は次々と撃破されるが、風見が万全ではなかったため生き残り、バダンのUFOで撤収していく姿が確認できる。
余談
4コマ漫画『STOP!劉備くん』で劉備が曹操を「怪人占い」で占った所、此奴に該当したらしい(作中での表記は「ボイラーガマ」)。