概要
普段は滝の裏で待機しており、オフは河童と大将棋で暇をつぶしている。
『風神録』では上司の大天狗からの命令で、山へ侵入してきた博麗霊夢と霧雨魔理沙の二人と、不審な神の八坂神奈子を監視していた。霊夢と魔理沙へは威嚇攻撃も行なっている。
『ダブルスポイラー』にて、射命丸文とは不仲であることが明らかとなった。
顔を合わせると喧嘩になりやすいらしい。(実際椛から噛みつきにかかっている)→狗符「レイビーズバイト」
姫海棠はたてから見ても文は椛を苦手としているようで、犬猿の仲とも評されている。
文曰く、白狼天狗は大天狗には敬意を払うが、烏天狗を軽視している節があるとか。
ただし同じ烏天狗であるはたてからの評価は悪くないので、必ずしも烏天狗全般と険悪というわけでもないらしい。
またZUN氏自身も「椛と文の仲が悪いのはDSまで外に出してなかっただけで自分の中にはあったんだよ」と発言。黄昏フロンティアの海原海豚氏はZUN氏のこの発言を受け「緋のあややデザインの際に「椛ストライカーとか出します?」と氏が聞いた所「あの二人仲悪いんで無しで」と返答され この設定絶対表に出せないなと当時考えていた自分が懐かしい」と当時の事を振り返っている。
『弾幕アマノジャク』では鬼人正邪の追手のひとりとして登場した。
容姿
前述の通り中ボスでありスペルカード宣言による公式の立ち絵が存在しない。
そのため詳しい外見や性格についてはドット絵と創作から補われている面がある。
原作ドット絵からわかる容姿は、白髪もしくは灰色髪の短髪。
山伏風の帽子(頭襟)を頭に乗せていて、手には剣と紅葉が描かれた盾を持っている。上半身は白色の明るい服装、下半身は裾に赤白の飾りのついた黒いスカート(袴)。靴は裸足もしくは明るい色。
椛の犬耳論争
外見については犬耳と尻尾がついているかどうかが議論の種になっている。
ドット絵では髪とは若干色の違う白い塊が見えるのだが、耳なのか頭巾に付いたボンボン飾りなのかは判然としない。
『三月精』の第三部1話にて獣耳がはっきり描かれた白狼天狗が確認された。
一方その後、『茨歌仙』第五話では獣耳が無いように描かれている
(どちらもその個体が犬走椛であるとは明言されていない)。
『求聞口授』に掲載された「文々。新聞」の記事では、椛には犬耳がないことが確認された。その一方で長髪犬耳ありの白狼天狗も存在することがわかった。犬耳の有無が個体差なのか、出し入れができるのか、はたまた付け耳なのかは不明。
また、上着は博麗霊夢や東風谷早苗のように腋が開いているデザインであった。
しかしながら口授挿絵担当者のtwitter発言によれば、求聞口授の作画に関してはキャラクターデザイン上の指示は一切無く、原作の設定等に倣いつつ作画担当者なりのアレンジをしたものであるらしいので、これをもって「確定」と言えるかは微妙なところ。
『鈴奈庵』5巻巻末の設定資料でははっきりした犬耳は確認できないが、垂れ耳がついていると言えなくもない、何とも言えない髪型で描かれた。
真実はいまだ幻想の彼方である。
尻尾は背面が描かれることがないので現在まで全く不明のまま。
烏天狗は羽根を自由に出し入れできることが明言されたので、二次創作では白狼天狗の耳や尻尾も出し入れできることにしておくのが無難かもしれない。
Pixivのイラストでは大抵の場合耳も尻尾もついている。また、服装もいろいろアレンジされていることが多い。
二つ名
下っ端哨戒天狗 (風神録)
山のテレグノシス (ダブルスポイラー)
能力
千里先まで見通す程度の能力
スペルカード
- ダブルスポイラー
- 弾幕アマノジャク
- 牙符「咀嚼玩味」
二次創作
キャラクターとしては射命丸の部下とされる場合が多く、彼女からパワハラ・セクハラを受ける描写も多い。
性格は暴走がちな文に対して生真面目な苦労人タイプに描かれることが比較的多いが、木訥とした剣士系、あるいは完全に文の忠犬だったりと様々。
前述の射命丸との不仲設定は「ちょっと距離を感じている」、「元は不仲だった」、「はいはいツンデ(ry」など、独自の解釈をしている人も多い模様。
射命丸の他では、前述の「河童と将棋をしている」設定から、河城にとりとの絡みもよく見られる。
余談だが、東方シリーズ人気投票では第8回、第9回、第10回とランキング上位に君臨しつつも更に順位を上げているため、東方における二次創作の影響の強さを感じさせるキャラクターの一人である。
関連イラスト
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二次創作
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