概要
東方Projectにおける射命丸文と犬走椛のカップリング絵につけられるタグである。
風神録にて文の面の中ボスが椛であり、大きくくくれば同じ天狗という種族というつながりがあったために発生したと思われる。
二人の関係としては、生真面目な椛に文がセクハラをしていたり、暴走気味な文を常識のある椛が抑えていたり、椛が犬のように文に懐いていたりと様々。
不仲について
しかし、ダブルスポイラーで公式設定では不仲であることが明らかにされた。
文曰く「こいつは大天狗様には従順な癖に、私達鴉天狗を見下している節があるんですよねぇ。ぷんぷん」
最後の「ぷんぷん」が可愛い。
姫海棠はたてからも「犬猿の仲」と評されている。
ただ、同じ鴉天狗であるはたてから椛への評価は悪くないので、個人間の問題と捉えるのがいいかもしれない。
ZUN氏自身も
「椛と文の仲が悪いのはDSまで外に出してなかっただけで自分の中にはあったんだよ」
と発言していた。
黄昏フロンティアの海原海豚氏は、ZUN氏のこの発言を受け、
「緋のあややデザインの際に『椛ストライカーとか出します?』と氏が聞いた所『あの二人仲悪いんで無しで』と返答され、この設定絶対表に出せないなと当時考えていた自分が懐かしい」
と当時の事を振り返っている。
その後も……
だが、このカップリングが衰退することはなかったようだ。
最近では逆に不仲をテーマにした作品や、その更に裏をかいて不仲は表向きであるとする作品も出てきた。
また、2017年に出版された東方文果真報では、あやもみ+はたての三人のグラビア写真が載っている(うち一ページでは、はたてを挟んではになるが文と椛が同じシーツの上で寝転がっているのが描写されている)。どのような経緯でこのような写真を撮るまでに至ったのかは明らかにされていないが、この書籍の性格上、文が主導していると見て差し支えないだろう。そうなると、椛を誘ったのは誰なのか……という話になってくる。
また、その後にこの三人(正確に言えばこちらは「匿名と覆面」という体裁を取っているが)で、「天狗社会の腐敗を暴く!」と題して座談会が開かれるのだが、そこでも特に問題なく対談が進んでいるのを見るに、話が一切できないほどに軋轢が深い、というわけではないらしい。そして何より対談の最後では、「現場の気持ちも考えろ」という主旨の発言をしたはたてに対し、「あんた(貴方)は現場に出てないでしょ(ですよね)。この引き籠り!」という、口調は少し違えど息のピッタリと合ったツッコミをしている二人が確認できる。
そもそもこの界隈は、犬猿の仲であるとの言及があるにもかかわらず互いを気にかけているような描写があったり、時を経るにつれ態度・関係性が変わっていったりするカップリングが往々にしてある。最初から不仲だとはっきり分かっているカップリングですら仲良くしている二次創作作品が多いので、あやもみも今後廃れることはないだろう。
関連タグ
フラマリ:同じく公式から否定されたカップリング
フラ霊:2つとは逆に公式設定扱いされているカップリング