プロフィール
マスター階級 | 第五位 |
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魔術系統 | 元素変換魔術 |
魔術回路・質 | C |
魔術回路・量 | B |
魔術回路・編成 | 正常 |
概要
『Fate/Prototype蒼銀のフラグメンツ』劇中で行われた聖杯戦争に参加した女性魔術師。やや赤みがかったショートヘアと花型のカチューシャが特徴。一人称は「あたし」。契約したサーヴァントはアーチャー。
ドイツ人と日本人のハーフ。ドイツを拠点とする魔術師の家系に生まれる。
聖杯に掛ける願いは「全ての母と子への救済」。
この願いは、嘗て自分の幼い息子を何らかの理由で亡くした事と、某紛争国で血塗られた大虐殺の光景を目の当たりにした事に起因している。
聖杯戦争後半にアーチャーがセイバーと交戦している間にセイバーのマスターと出会ってしまったことで全ての運命が狂ってしまう事に…
人物
魔術師ではあるが感性は一般人に近く、一般人の感覚にも理解は深い。これは自分の家系が魔術師としては没落が確定しており、両親が彼女を「魔術師」としてでは無く「人間の両親」として愛情を注いで育てた事が理由。
しかし、世界中の紛争地を渡り歩いて来た経験から危険な状況でもそれほど取り乱す様子は無く、また居酒屋での飲食後に戦場へ赴く等、豪胆な一面も持つ。
割と童顔に見えるが、初登場時にビールで乾杯していたことや息子がいたことから解るように、実年齢は二十代。
能力
風の元素変換を得意とするが、衰退しつつあった家系の生まれということもあってか魔術師としての力量は一流には遠く及ばない。
紛争地帯を渡り歩いた経験や一般人に近い感性から、危険な状況でも平常心を保てたり、魔術師であるにも関わらず手榴弾や銃などの火器に対しての偏見が無い、等の精神面的強さを持つ。
人間関係
自分のサーヴァント。共に居酒屋で酒を酌み交わす等、関係は良好。アーチャーの方も彼女が抱える闇を見抜きながらも彼女の決断を尊重するなど互いに信頼し合っていたが、最後は悲しい別れをすることに。
敵対者。セイバーのマスター。
劇中で彼女と対峙した際に、年端もいかない少女である彼女に対し嘗て失った自分の息子を重ね、号泣してしまう。その結果完全に戦意を喪失してしまい、その隙に彼女に魔の手に落ちてしまった。
最終的には、愛歌の精神操作を受けて令呪を強制的に全て使用させられライダー戦でアーチャーの自爆宝具を全力解放、聖杯戦争から脱落した。
敵対者。バーサーカーのマスター。
彼から「聖杯戦争を止めたい」という願いを伝えられる。彼女自身もその姿に思う所があり、後にその話をアーチャーにしたことが回り回って聖杯完成を妨害する一因となる。