ユニオンモンスターは、『遊戯王』に登場するモンスターに装備カードとして装備できる効果モンスターの総称である。
「ユニオン」とも呼ばれる。
概要
効果モンスターの一種。カードに「○○族・ユニオン」と書かれているものが該当する。
2つの共通効果があり、1つは自身の効果で装備カードになり、カードに書かれたモンスターに装備できること。また、装備カードの状態から効果で自分のフィールドに特殊召喚することもできる。
もう1つは装備されたモンスターの代わりに自身が破壊される身代わり効果を付与すること。
ユニオンモンスターの一部は破壊の身代わりの仕様が違うなどの微妙な差がある。
第9期ではテキストが大幅に改訂されており、仕様が変更された。
原作・アニメでの活躍
モンスターとしては海馬瀬人のXYZや万丈目準が使ったVWXYZが有名だろう。
原作漫画にはユニオンの概念はなく、XYZ等のモンスター達は磁石の戦士マグネット・バルキリオンと同じ「合体モンスター」とされている。
合体モンスターは戦闘時には装備カードとなっているモンスターと合わせて1体のモンスターとして扱うが、生け贄に捧げる時には装備カードとなっているモンスターもそれぞれ1体のモンスターとしてカウントするという特殊な仕様となっている。
また、この時には当時のOCGと違って1体のモンスターに複数体のユニオンモンスターを装備させることも可能であり、海馬はこの事を利用して最上級モンスターに匹敵する火力で戦線を維持しつつオベリスクの巨神兵に必要な生け贄を場に維持するという戦法をとっていた。
ユニオンの後継者
遊戯王5D'sでは、シンクロモンスターであるアームズ・エイドがユニオンの共通効果とほぼ同じ効果を持って登場した。
遊戯王ZEXALでもNo.39希望皇ホープなどに装備できるZWというカテゴリーが登場している。また、エクシーズモンスター専用であるが、No.58炎圧鬼バーナー・バイサーがユニオンの共通効果とほぼ同じ効果を持って登場した。
その他、ドラグニティやヴァイロン、甲虫装機といった「装備テーマ」が続々と登場している。
共通テキスト
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして自分フィールド上の○○モンスターに装備、または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、(装備モンスターが得られる効果)。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)