基礎データ
※ゆきふらし:戦闘に出たときに天気をあられ状態にする。
概要
全身の毛が逆立ち、背中から大きな氷の結晶が突き出している。
ちなみにこの氷の結晶は背中の芽が成長したものであり、ここから噴出す冷気は零下30度にもなる吹雪を巻き起こす。
しかし、大きく成長してしまった為かその重量に耐え切れず四つんばいになっている。
ゲームでの性能
・種族値
HP | A | B | C | D | S | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ユキノオー | 90 | 92 | 75 | 92 | 85 | 60 | 494 |
メガユキノオー | 90 | 132 | 105 | 132 | 105 | 30 | 594 |
メガシンカ前比較 | 0 | +40 | +30 | +40 | +20 | -30 | +100 |
攻撃と特攻が大幅に上昇、防御・特防も遜色ないレベルまで引き上げられた。
これにより能力面は攻めも守りも隙がなくなっている。
メガシンカ前同様、どのような型でもこなす事が出来る。
反面、四つん這いになってしまった影響か素早さは-30と大幅に低下してしまった。
特性はゆきふらしのまま変化はない。
通常特性の場合は変化が無いため、天候を取られた場合でもメガシンカした瞬間に「ゆきふらし」が再発動させて「あられ」を降らせることができる。
この辺の使い方はメガバンギラスに近い。
夢特性であるぼうおんの場合でもメガシンカによって通常特性を発動させる事が可能という点もメリットとなる。
この場合はむしのさざめきやハイパーボイス・ほろびのうたを無効にする事を活かした無償降臨を狙うと無駄が無い。
但し、メガシンカによるアイテムの固定化とユキノオーの弱点の多さには十分注意したい。
とは言え、元々ユキノオーは得手不得手の激しいポケモン。
「不利な相手には不利」と割り切った戦法が中心だった為、メガシンカによってこの点を縛った所で今更である。
なので、下がってしまう素早さのケアを中心にしたい所。
一応メガシンカ直後は元の素早さ60として扱われるが、元々そこまで速くない。
トリックルームで補強したり、こおりのつぶてで先制を取れるようにしよう。
アニメ
「牙を剥け!凍てつく力よ!メガシンカ!」
ポケットモンスターXY&Z29話「サトシゲッコウガVSメガユキノオー! 発動巨大水手裏剣!!」に登場。
エイセツジムリーダーウルップが、サトシとサトシゲッコウガを見て熱くなり、彼らの情熱・思いに応えるべく自身のユキノオーをメガシンカさせた。ちなみに彼の台詞から察するに普段のジム戦では使用せず、サトシ達への礼儀として本気となって繰り出した様子。
ちなみにキーストーンはウルップの胸元のペンダントに、メガストーンはユキノオーの毛皮の中に隠れていた。
サトシゲッコウガの巨大水手裏剣を一瞬で氷にして砕くほどのれいとうパンチ、大量のかげぶんしんを一瞬にして全て薙ぎ払うほどのスピードと範囲を誇るウッドハンマー、ゲッコウガでも躱しきれないほどの口から放つ無数のこおりのつぶてと、強力な技とその外見に見合わないスピードで、サトシゲッコウガの遠距離技・接近戦を封じ、苦戦させるほどの実力を見せた。
しかし、サトシの思いついた、凍らされたゲッコウガの刃をスケート代わりにするという奇策により、技を回避されて懐に入りこまれてしまい、つばめがえしの息もつかせぬラッシュ攻撃の前に敗れ去った。