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アイゼン(TOB)の編集履歴

2016-09-30 22:18:09 バージョン

アイゼン(TOB)

あいぜん

ゲーム『テイルズ オブ ベルセリア』のキャラクター。

CV:森川智之

年齢:1000歳(外見年齢30歳)、身長:187cm、種族:聖隷

キャラクターデザイン:岩本稔


人物

「死神の道連れとは、こういうことだ。悪く思うな」


アイフリード海賊団副長にして、周囲に不幸をもたらしてきた経緯から「死神」と呼ばれる男。 大半の聖隷が対魔士によって自我を奪われ使役聖隷にされている中、人間社会にいながらも使役聖隷になっていない珍しい聖隷である。

行方不明となった船長の捜索中にベルベットに出会い、共通の敵である聖寮に対抗するため、ベルベットと協力して旅をする事になる。


聖隷でありながら自分の流儀を貫き通すその生き様から、部下達からは絶大な信頼を寄せられている。航路でさえ聖寮に管理されている現状において、アイフリード海賊団は唯一自由に海を渡り歩く船であり、その生き様から海の男たちからも憧れを抱かれている。また各港に「船止め」の協力者がおり、情報と見返りに商船として港に停泊できる他、裏社会にも通じている。


女神マーテルと魔王ダオスが描かれたコイン「カーラーン金貨」を所持しており、自らが業魔化するのを防ぐための器にしている。

このカーラーン金貨は遺跡から発掘された物であるらしい。


経歴

とある地脈から聖隷として生まれ、同じ地脈から生まれたがいる。聖隷には人間のような血の繋がりはなく、他にも同じ地脈から生まれた聖隷がいながらも、アイゼンが特別気にかけていたのは彼女だけであり(妹も同様)、お互いに兄妹として暮らすようになる。

しかし妹が成長した後、妹の周りで不幸な事が起こるようになる。自らが聖隷としてもたらす筈の加護を反転させ、自他に際限なく不幸を振り撒いてしまう特異体質「死神の呪い」を持つことを知ったアイゼンは、妹に「死神の呪い」が降りかからないよう離れて暮らす決心をし、自分の呪いを解くために旅に出た。


旅の途中でミッドガンド王国が異大陸へ渡る為の船を造ったと聞き、呪いを解く手がかりを得られればと思ってその船に乗り込むも、自身の体質で船長と副船長と船長代理代行が次々と死んでしまい、呪われた船として破棄されかかる。それを嗅ぎつけて船を掻っ攫ったのが、「異大陸へ行ける呪われた船」というのに惹かれた変わり者の海賊バン・アイフリードであり、聖隷が見えるほどの高い霊応力を持っていたアイフリードに存在を認識され、呪いを含めてアイゼン自身なのだと諭された上で、仲間として迎えられた。


以降自分を呪いを含めて受け入れたアイフリードと行動を共にするようになり、姿が見えない他の団員たちからは「死神」として存在を受け入れられた。「降臨の日」以降全ての人間が聖隷が見えるようになった事でアイフリード以外の団員たちにも姿が認識され、副長と呼ばれるようになる。


アイフリードに諭された事で「死神の呪い」を解く方法を探す事はしなくなったが、呪いのせいで妹とは直接会うことができず、現在は手紙のみでのやり取りになってしまっている。



性格

パーティメンバーでは最年長。目的のためなら手段を選ばないアウトローではあるものの、ライフィセットなどの同族や、一度敵対しても認めた者であれば、気にかけたり助言をするなど、情に厚く面倒見が良い男性。ベルベット一行のしっかり者枠の1人だが堅物という訳ではなく、マギルゥの突拍子の無いノリにも前向きだったり(ただし悪ふざけが過ぎると鉄拳制裁を下す)、ビエンフーやライフィセットをからかったりするノリの良い一面もある。


基本的に物静かだが説明好きで、長命故に豊富な知識と経験を持ち、ベルベットに助言したり、自我を持ったばかりの同族ライフィセットに対して兄貴分のように接し、導く事もある。一方で熱くなりやすいため、一人で突っ走ってしまうことがある。

見守る大人同士ということもあってか、ロクロウとは心水で盛り上がったり、しょうもないことで対抗し合うなどつるむことが多い。

上述の会えない妹のことは大切にしており、旅の途中も気にかけている。


ちらほら柄が悪いところが見受けられるが、字は達筆で手紙は行儀が良い。かなり几帳面なようで、細かいところまで拘りを持っている。また美術品や骨董品が関わると暴走しがちにるなど、風変わりな情熱もある。「死神の呪い」は筋金入りで、コインは必ず表が出ない(両表コインでも)、潜入した先で業魔病が蔓延している、釣りをするとまともな物が釣れない、武器を使うと動作不良を引き起こす、ババ抜きをやると必ずジョーカーを持っているなど、まさに「死神」の名に相応しい不幸をもたらす。

本人もその体質を嫌っていたが、そんな自分を呪いを含めて受け入れてくれたアイフリードたち海賊船の仲間のことを誇りに思っており、自慢げに話すこともある。海賊団やベルベット一行からは、死神のおかげで大体考えうる限りの最悪な事が起こると常に思っており、楽観視による油断がないという事で半ばありがたく思われている。


得意料理はガッツリした肉料理に、意外なことにスイーツ。ひっくり返すタイプの料理は「死神の呪い」のせいで苦手……だが、ちゃんとフライ返しを使用することで克服した。また、メタい話だがシステム上のアイゼンの不得意料理は刺身・海鮮丼と海賊に関わるものである。副長……。



戦闘スタイル

武器はブレスレット。戦闘タイプは拳闘士で、格闘術で戦うほか、攻撃やサポート、回復の聖隷術も使いこなすオールラウンダー。

使用武器のことごとくが「死神の呪い」で戦闘中に動作不良を起こして使い物にならなかった為、このスタイルに落ち着いたとのこと。


容姿

髪型は黄色がかった色合いの金の髪で、青緑色の瞳。体格はガタイが良くがっちりしている。肌が白く、本人は少し気にしているらしい。目付きがすこぶる悪い。

服装は黒を基調としたスーツ風の服を着崩している。


テイルズオブゼスティリア

前作『テイルズオブゼスティリア』のパーティキャラクターの天族・エドナの兄で、彼女の名付け親でもある。


本編開始の時点で穢れに侵されドラゴン化しており、『ゼスティリア』では彼の生前の人物像は断片的にしか語られなかった。友人であるザビーダには、「もし自分がドラゴンになったら殺して欲しい」と頼んでいた。また『ゼスティリア』に登場する世界全体の穢れを浄化している五大神のひとりマオテラスとは、かなり親しい間柄であった事が『ベルセリア』の方で明かされている。

ちなみにエドナが履いているブカブカのブーツはアイゼンのお下がり。


穢れを祓う力を持つ導師でも、実体化する程のドラゴンとなった天族を元に戻すことは不可能と言われている。アイゼンにはもはやかつての記憶もなく、妹のことも認識できなくなっている。

そのため妹の必死の訴えにも耳を傾けることなく、容赦のない攻撃を加え続ける……


しかしアニメ版ではゲームとは展開が異なる。

神衣化したスレイを叩きのめし、危うくエドナを殺してしまうかと思われたアイゼンは、ギリギリのところで吐きかけた火球を飲み込み、戦意を解いて飛び去っている。

彼はまだ、自分の舵を手放してはいないのかもしれない。


余談

担当声優の森川氏は『ファンタジア』ではダオス、『シンフォニア』ではユアンを演じていたためカーラーン金貨の女神マーテルと魔王ダオスは一種のファンサービスだと思われる


関連イラスト

※順次追加して下さい



関連タグ

テイルズオブシリーズ テイルズオブベルセリア / TOB

アイゼン(曖昧さ回避)

ベルベット・クラウ ライフィセット ロクロウ・ランゲツ エレノア・ヒューム マギルゥ

エドナ ザビーダ

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