ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

わさびの編集履歴

2016-10-11 05:18:31 バージョン

わさび

わさび

香辛料植物のひとつ
  1. アブラナ科の香辛料植物名、
  2. pixivユーザー「わさび」→ユーザーページ

植物のわさび

アブラナ科ワサビ属の植物。日本原産。渓流の脇などに生息する。正確な植物種名は「ワサビ」(動植物名は片仮名表記で書くのが一般的な為)。

漢字では「山葵」と書く。葉っぱの形が葵(アオイ)に似ている事に由来する。

独特の辛さがあり、香辛料として利用される。野生種が稀少になってしまっている為、栽培も広く行われている。

主にをすりおろしたものを使うが、実は捨てるところの無い植物。

や茎は天麩羅にしたり醤油で煮て食す(ちなみにコチラも辛い)。や茎を粕漬けにしたモノが「わさび漬け」である。

高い殺菌効果もあり、刺身握り寿司にワサビを使うのはその為である。すり下ろしたものを巻き寿司にすることもあり、ナミダ巻きと呼ばれる(ナミダ=寿司屋の符帳でワサビのこと)。


ちなみに現在でこそ一般的な香辛料となったわさびだが、一般に広まるようになったのはごく最近だったりする。

その理由は、葉っぱ。その葉っぱの成り方が、将軍(徳川)家家紋に非常に似ている事から将軍家への献上品としてもっぱら用いられ、農民は勿論のこと平民の口に入ることも無かったとか。

なお、元々は平民のグルメだった握り寿司には練り辛子が用いられていた。


栽培においては、を流す独特の栽培法で知られ、このため栽培場はわさび田と呼ばれる。ワサビは根からアリルイソチオシアネートを分泌しており、これによって周囲の土壌を殺菌し縄張りを確保する特性を持っているが、このアリルイソチオシアネートによって自家中毒も起こしており、そのままでは成長に悪影響を及ぼすため、これを洗い流す必要があるためである。

特に肥料などを必要としないため栽培難易度自体は高くないが、冷涼な気候(20℃3時間以上で根の腐敗が始まるとされている)と透水性の高い土壌、そして前出の通り豊富な水を必要とするため、場所を選ぶ作物である。


関連タグ

ワサビ 山葵

植物 香辛料 薬味 調味料 辛い

寿司 刺身 たこわさ サビ抜き


水田わさび 荻山葵 本山葵 スタジオわさび

きれいなわさび ▲※わさび企画絵 わさびの子 葵さん

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました