概要
各作品のストーリーを追体験しつつ、自分の部隊を強化したり、『MS図鑑』を揃えたりするF系列と『スーパーロボット大戦』のように各作品間のクロスオーバーや原作にはないIF展開を楽しむギャザービート系列の大きく2つに分かれている。
F系列でも作品によっては一年戦争の経験がある『0083』の登場人物であるアナベル・ガトーや『センチネル』のキャラクターが『機動戦士ガンダム』のステージに登場したりと、設定としてありえる範囲でのクロスオーバーは行われている。
「Gジェネレーション ウォーズ」以降ではそういった垣根は取り払われ、作品のストーリーを追体験を行いつつ任意でのクロスオーバーが行える仕様となっている。
またプレイステーション時代のGジェネのディスク(『初代』『ZERO』『F』)は当時のバンダイビジュアル製ゲームのお約束として音声トラックが収録されており、CDプレイヤーで再生すると、「このディスクをCDプレイヤーに入れてはいけない」という旨の警告メッセージが再生される。それも、数々の名場面・名台詞をオリジナルキャストでパロディしたドラマ仕立てとなっている。
ちなみにトラックは「2」、ゲームデータである「1」を再生するとスピーカーやヘッドホンが破損するためやってはいけない。
作品一覧
・トムクリエイト版
SDガンダム GGENERATION
SDガンダム GGENERATION-ZERO
SDガンダム GGENERATION-F
SDガンダム GGENERATION-F.I.F
SDガンダム GGENERATION NEO
SDガンダム GGENERATION SEED
SDガンダム GGENERATION PORTABLE
SDガンダム GGENERATION SPIRITS
SDガンダム GGENERATION WARS
SDガンダム GGENERATION WORLD
SDガンダム GGENERATION 3D
SDガンダム GGENERATION OVER WORLD
・ヴァンガード版(ギャザビ)
SDガンダム GGENERATION ギャザービート
SDガンダム GGENERATION ギャザービート2
SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ
SDガンダム GGENERATION ADVANCE
SDガンダム GGENERATION DS
SDガンダム GGENERATION CROSS DRIVE
なおギャザビ系列はクロスドライブの出来があまりにも悪すぎたためか2007年以降新作が出ていない。
オリジナルキャラクター
F系列の作品は各作品を追体験するという構成上、ステージには既に『ゲスト』として原作キャラクターが存在するため、自分の育成する部隊にはGジェネのオリジナルキャラクターが配属されることとなる。
立ち絵や細かい設定が存在しないため、想像(妄想)の余地が大きいのが特徴。
代表例としてエリス・クロード、マリア・オーエンス、クレア・ヒースローなど。
ギャザービート系列の作品はストーリーにおける重要人物としてF系列の作品のものより個性がはっきりしたオリキャラが登場する。個性がはっきりしている分、想像(妄想)の余地は小さく、性質としては「スーパーロボット大戦OG」のキャラクターに近い。
代表例としてシグ・ウェドナー、ディー・トリエル、ニケアなど。
外伝の宣伝効果
クロスボーンガンダムや閃光のハサウェイなど、Gジェネに出演したことで知名度を大きく上げた外伝作品も少なくない。
事実、「閃光」の主役機Ξガンダムの立体化やクロスボーンガンダムのプラモ化は、Gジェネでの登場の後のことであった。
クロスボーンに至ってはスーパーロボット大戦に参戦するという快挙を成し遂げ、閃光のハサウェイも後年の作品に参戦を実現させた。
名物
- 回避不能・ズサのMAP兵器乱射地獄
- 核爆発寸前のジャブローからのギリギリ脱出
- ガウの空爆地獄
- 頭の悪い護衛対象NPC
- 必ず背後を突く形で出現する敵増援……というより伏兵
- 大量の敵のせいでいつまでたっても終わらない敵ターン
- 登場キャラクターの殆どがはっちゃける、フィンガー祭
エトセトラエトセトラ……