概要
CV:大塚芳忠
400年前のルブニール王国探検船提督。モンブラン・クリケットの先祖。
北海民話「うそつきノーランド」のモデルとなった人物。他人が聞いても嘘か本当か分からないような度重なる困難を乗り越えてきた冒険家であり、植物学者でもある。
胸にバツ印の傷があり、子孫のクリケットと同様頭に栗がついている。誕生日は10月9日。
非常に道徳的かつ礼儀正しい性格で、部下や国の者から慕われていた。海王類や数十m級の大蛇を一刀のもとに斬り殺し、カルガラと互角に剣を交えるなど戦闘もかなりの腕前。
約400年前、遠方の地ジャヤで蔓延していた疫病「樹熱」を食い止め、原住民の大戦士カルガラと親友となるが、祖先の魂が宿るとされる神木を切り倒してしまい決別してしまう。出航の日、切り倒した理由が疫病再発の予防措置であったことを知ったカルガラとようやく和解。再会の約束をし島を去る。
5年後、国王を連れ再びジャヤを訪れるが、すでに「突き上げる海流(ノックアップストリーム)」によって島の半分は消滅しており、そこにあったはずの財宝目当てだった国王はこれに激怒。虚言の罪で捕まり無念のまま母国で処刑されてしまった。これにより、彼の一族は国を追われうそつきの烙印を押されることになるが、類まれなる正直者であった彼を憎む者は一人もいなかったという。
本編の時代のシャンディア達の間でも、死病から部族を救ってくれた大恩ある人物として語り継がれており、彼がジャヤを離れてから報われない最期に至るまでの経緯も青海の商人から伝わっている。カルガラとノーランド、再会が叶わなかった彼らの無念を晴らす事がシャンディア達の闘う理由の一つとなっている。
英雄
ドレスローザのグリーンビットにあるトンタッタ王国にも訪れており、当時悪辣な密猟者達に島を荒らされていた彼らを助けている。その為トンタッタ族からはヒーローとして讃えられ、銅像が建てられている程である。銅像を見たウソップは彼らの警戒を解くために「自分はノーランドの子孫で、仲間達はヒーローチーム『ウソランダーズ』のメンバー」だとごまかしていた。
ウソップ→「ウソランド」
ニコ・ロビン→「ロビランド」
ルフィ→「ルフィランド」
ゾロ→「ゾロランド」
ナミ→「ナミランド」
サンジ→「サンランド」
チョッパー→「チョパランド」
フランキー→「フラランド」
ブルック→「ホネランド」
カボチャの伝道師
植物学者としての知識を活かし、探検の道中立ち寄った島で仲良くなった人々には、生育条件が島の環境に合致する有用な植物をプレゼントとして種付けしていた。その代表格がシャンディアやトンタッタ族の間に伝来したカボチャであり、両部族にとってもソウルフードになっている。