概要
警察や公安調査庁が用いる専門用語であり、日本の新左翼党派を指す（新左翼団体の中には武力闘争路線を放棄しているものもあるのだが、警察はこれらもいっしょくたに『極左暴力集団』呼ばわりをしている）。1970年代に学生中心の組織から政治組織へと変貌していったことに伴い、従来の『過激学生集団』という呼称から『極左暴力集団』と定義付けられた
マスコミなどでは主に『過激派』と呼ばれ、彼らと敵対関係にある旧左翼の日本共産党は「ニセ「左翼」暴力集団」と呼称している。
現実離れした革命理論を振りかざし、度重なる暴力事件からとうに民衆の支持を失っているにもかかわらず、いくつかの団体は根強く存続しており、日本共産党などは「公安調査庁の生き残りのためにわざと泳がされているのではないか？」と指摘している。
昨今ではSEALDs関連のデモに中核派のメンバーらしき人物が紛れ込んでは『あざらし隊(旧しばき隊関連の面々が組織したSEALDsの外部協力団体で、ネーミングの由来はアザラシの英語表記に引っ掛けた駄洒落)』に排斥されるなど「かつて社会を震撼させた組織」とは思えない程に疲弊しきっており、往年の存在感を取り戻すには程遠い有様である。
現在では、その反国家的(反日)・国体破壊的な思想や、執拗な反日活動を行う中国・韓国(在日を含む)と同調することから、様々なテロ活動を行っており、『反日過激派』『反日テロリスト』とも呼称される。
現在でも油断はできないが、昔と比べると勢力は落ちており、「公安調査庁の生き残りのためにわざと泳がされているのではないか？」と揶揄されることもあり、昨今ではSEALDs関連のデモに中核派のメンバーらしき人物が紛れ込んでは『あざらし隊(旧しばき隊関連の面々が組織したSEALDsの外部協力団体で、ネーミングの由来はアザラシの英語表記に引っ掛けた駄洒落)』に排斥されるなど「かつて社会を震撼させた組織」とは思えない程に疲弊しきっており、往年の存在感を取り戻すには程遠い有様である。
菅官房長官も定例会見で、国会前での安保法制に反対する過激派のデモについて、記者から詰め寄られた際は、「若い人たちが声をあげることは悪くないと思いますけど、私は全共闘世代ですけども、当時はこんな状況じゃなかった」と話している。
主な該当・関連団体
- 中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)
- 革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)
- 革労協主流派(革命的労働者協会社会党社青同解放派)
- 革労協反主流派(革命的労働者協会解放派)
- 日本赤軍 ※2001年解散
- 連合赤軍 ※連合赤軍事件を起こしたことにより壊滅
- 東アジア反日武装戦線 ※主要メンバーは全員逮捕・指名手配済み
- オウム真理教
- レイシストをしばき隊 ※現在では「C.R.A.C」「のりこえねっと」「友だち守る団(2013年解散)」などに分派
- SEALDs ※2016年8月15日解散
