2度もおちょくんなよッ! この虹村億泰をッ!
概要
第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場する、東方仗助の友人。
年齢は15歳。マジかよ。
虹村形兆の実弟で、初登場時は敵として登場。兄の死後は改心し、仗助の親友となる。
仗助とはクラスが違うがよくつるんで一緒に行動しており、そのスタンド能力から、敵が現れた際も仲間として戦う。
ただし、スタンドが兄の形兆曰く『思い出しただけでゾッとするスタンド』と評されるほど強力なためか仗助や康一などに比べると戦闘回数が少なめな上に劇中での戦績はあまりよろしくなかったりする。特に仗助戦やRHCP戦などのタイマン勝負ではほぼ全敗している。ただし仗助と組んだ場合は必ず勝利しており、特に吉良との最終決戦では仗助との抜群のコンビネーションでキラークイーンを完封してしまう活躍を見せた。第3部に登場したホル・ホースのような『誰かと組んで初めて実力を発揮できるタイプ』かもしれない。
最終決戦後、貰い手のいない猫草を新しい家族の一員として迎え入れる。
自宅は仗助の家の近所にあり、形兆亡き後は父と二人暮らし。
4部当時は5~6年は生活できるだけの貯えがあったらしい。
人物
横を短く刈り上げて上にまとめた黒髪と、顔にバッテンの傷が特徴。
服装は改造学ランでダブル式に$や億などのマークが付いている。
人懐っこく面倒見のいい愛すべきバカ。
頭はよくないらしく、考えるのは苦手。本人もそれは自覚していて、結構気にしている。
実は結構おぼっちゃん育ちでグルメであり、料理の味にはうるさかったりする。甘い物好き。
頭が良くないというものの、そこはジョジョ世界の住人なのか、語彙と表現力はかなり豊富。トニオ・トラサルディーの店でイタリア料理を食べたときの表現のレパートリーは、不良高校生の範疇を超えている。
義理人情には篤く、重ちーが死んだ際には静かな怒りを露にしていた。
金銭感覚はしっかりしており、仗助や重ちーと山分けした宝くじの賞金は貯金にまわしている(仗助は口座凍結の憂き目にあったが)。
彼にとって兄の形兆はとても大きな存在で、RHCP戦までは「兄貴に頼って生きてきたから決断は苦手」と気に病むほどだったが、一度敗けて殺されかけたところを仗助の機転で救われてから「兄貴を越える」ことを意識するようになった。吉良吉影との最終決戦で死線を彷徨った際にも兄(の魂)に決断を任せかけていたが、最後には「杜王町に戻る」と、仲間と共に生きていく決断を下した。
スタンド:ザ・ハンド
右手で触れた物を何でもガオンっと削り取る事が出来るスタンド。
詳しくは該当記事を参照。
声優
- 高木渉 (オールスターバトル、ウルトラジャンプCM、テレビアニメ)
- 往年のジョジョファンをして「何だ、ただの本人か」と言わしめたハマり役。特にチンピラ口調は高木氏の熟練の演技力で堂に入っており、仗助・康一の声優が変更になった中でオールスターバトル声優からの続投となった。
余談
- 漢字が似ているため間違えられやすいが、「億秦」ではない。
- 2016年8月よりアミューズメントコーナー等で設置されているクレーンゲームの商品としてジョジョとうまい棒とのコラボである『億泰の『ンまぁ~い』棒』がまさかの実現。(外部リンク)
関連イラスト
関連タグ
東方仗助 広瀬康一 ジョセフ・ジョースター 岸辺露伴 空条承太郎