覚醒リンク!邪眼の力に並ぶほどの力をこの目で見られるとは!超次元の導きに感謝しなければなりません。
効果
復活の祈祷師ザビ・ミラ |
SR 闇文明 コスト8 |
クリーチャー:デーモン・コマンド/エイリアン パワー9000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の他のクリーチャーを好きな数破壊する。こうして破壊したクリーチャー1体につき、コスト6以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出してもよい。 |
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す) |
概要
『エピソード1 ファースト・コンタクト』にて登場したエイリアンで、超次元呪文に頼らないサイキック・クリーチャーの展開手段、その代表格と言えるクリーチャー。
登場時に自分のクリーチャーを生贄とし、その数だけコスト6以下のサイキックを展開できるが、このカード自体はコストにできない為、必然的に他のクリーチャーが存在してないと機能しない。
サイキック・クリーチャーは超次元ゾーンから出すのでメインデッキを圧迫しない一方、死海竜ガロウズ・デビルドラゴンの様なサイキック・スーパー・クリーチャーの覚醒リンクを狙う場合、超次元呪文だけに頼ると出しにくい上にテンポも遅れてしまう。
しかし、このカードを使えば一気にリンク元を揃えるのも不可能ではなく、単体でも使い勝手の良いサイキックで攻める場合でも、必要なクリーチャーを場のクリーチャーと入れ替えられる。
このカードを語る上で外せないのは、やはりヴォルグ・サンダーの存在だろう。
ヴォルグ・サンダーを複数体同時展開すれば、ヴォルグ・サンダーによるデッキ破壊を連発でき、【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】を支えるカードとして大暴れ。
結果、ヴォルグ・サンダーはプレミアム殿堂となってしまった。
他には【ヒラメキドレーン】にて、デビル・ドレーンから光姫聖霊ガブリエラに繋ぎ、そこにヒラメキ・プログラムを唱えてザビ・ミラを踏み倒すデッキも登場。
サイキック自体現代デュエマの主流から外れ、強力な新規が出てもこのカードが活躍する機会は少なくなった。
はずだったのだが、勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6thという、最強スペックのサイキック・スーパー・クリーチャーが登場した事で一変。
ヴォルグ・イソレイトはGP覚醒リンクにより、場にリンク元が揃った瞬間に覚醒リンクできる為、時代を超えて新生したヴォルグ・サンダーが、再びこのカードを表舞台に引っ張り出した事になる。
実際、2024年4月28日開催のリモート式アドバンスCSにて、上位3つのデッキは全て異なるザビ・ミラデッキであった。
ヴォルグ・イソレイトとの相性も良いが、超霊淵ヤバーダン=ロウが登場した事で更にヤバい事に。
元よりハイパーモードのコストに他のクリーチャーが必要なので、ヤバーダン=ロウの効果でザビ・ミラを踏み倒し、既に展開したクリーチャーをコストにサイキックに繋げられる。
かつて環境で大暴れしただけあって、その潜在能力はいまだ衰える事が無いのを証明したカードと言える。
余談
デュエル・マスターズ_プレイスと五等分の花嫁のコラボ第2弾にて、中野二乃と共演。
水着姿の二乃の後ろで、水鉄砲を持ちながら口から放水する姿が描かれている。