効果
レアリティ | VR |
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コスト | 光/水文明(5) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | エイリアン |
パワー | 5000 |
能力 | 自分のハンターはブロックされない。 |
自分のハンターがバトルに負けて破壊される時、墓地に置くかわりにバトルゾーンにとどまる。 | |
相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置いてもよい。 |
概要
DMR-02『エピソード1 ダークサイド』で登場した光/水のエイリアン。
エイリアンでありながらハンターサポート能力を持つ。これは背景ストーリーで彼女がアンノウンから逃げてきたところをハンター達に保護されたことに由来する。
自身のハンターがブロックされなくなり、バトル限定の破壊置換効果を与える。
1つ目のブロックされない能力は、横に並ぶことに長けたハンターにとって優秀なフィニッシュ手段となり得る。
2つ目の「バトルに負けた時」というやや限定的な破壊置換効果も、攻撃後の殴り返しの隙を固めるにはまずまずの能力といえるか。ハンターの中にはバトル時に味方ハンターの数だけパワーアップする「ハンティング」能力を持つ者もいるので、ウィニーを守れることは一定の利点を持つ。
また、ブロッカーを持つハンターにこの能力が加わると、単純な攻撃による突破が難しくなる。このクリーチャーと同色である光と水のハンターにはブロッカーも少なくないので、それらのサポートとして申し分ないだろう。
ただし、「バトルに負けた時」にのみ置換効果が機能するため、それ以外のタイミングで誘発する破壊効果、例えばバトル終了後に発動するスレイヤーなどに対しては耐性が無い。また、置換効果は連鎖しない為、《恐気の覚醒者ランブル・レクター》のようなバトル時に発動する置換能力で対象を破壊するクリーチャーには耐性を無効化されてしまう。
欠点はハンターを参照とする能力の恩恵をこのカードが一切受けられないこと。種族デッキとして高い統率性を持つハンターデッキに入れれば、浮いてしまうのは確実である。
この点は娘である《永遠のプリンプリン》や《好奇心プリンセスプリン》が持つ、味方の種族にハンターを追加する能力である程度カバーが可能。流石親子と言ったところか。
夫が《エイリアン・ファーザー》であるため間違いやすいが、《エイリアン・マザー》では無い。カード名を宣言する時は注意。
デュエル・マスターズ_プレイス
レアリティ | R |
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コスト | 光/水文明(6) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | エイリアン |
パワー | 6000 |
能力 | 自分のハンターはすべてブロックされず、すべてのバトルに勝つ。 |
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。その中からハンター1枚を手札に加え、残りを墓地に置く。 | |
相手のカードの能力または効果によって自分の手札から捨てられる時、かわりにマナゾーンに置く。 | |
W・ブレイカー | |
CV | ユリン千晶 |
DMPP-16『ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-』で実装。レアに降格した。
また、コスト6、パワー6000にサイズアップし、W・ブレイカーとデッキトップ3枚からハンターを探すcipを得た。
他にも能力がいくつか変更されている。
バトル敗北時限定の破壊置換効果は「すべてのバトルに勝つ」能力を味方ハンターに付与する効果に変更され、「手札から捨てられた」際の効果はクリーチャーまたは呪文以外のハンデスにも強制で反応するように変更されている。
特に「すべてのバトルに勝つ」能力はアンブロッカブル付与と合わせて相手クリーチャーを狙い撃ちできる他にも、バトル勝利時に発動する能力を持ったハンタークリーチャーとの相性が格段に向上した。
CVは娘の《永遠のプリンプリン》と同じユリン千晶女史。
マザー自体は過去に漫画版『ビクトリー』に登場していたが、アニメでの出番はなく、声が付くのは今回が初。親子であることがより強調されている。
背景ストーリー
パンドラ・スペースに突入したハンター5大戦士・カミカゼ突入隊が遭遇したエイリアン。
アンノウンによって娘共々誘拐された上に命を狙われ、娘を超獣世界へ逃がした後は、自身も追手から逃れながらエイリアン・ファーザーの元へ戻るべく、独りパンドラ・スペースを彷徨っていた。
リュウセイ達カミカゼ突入隊にパンドラ大戦の真実とアンノウンの陰謀について告げるが、追手に追いつかれてしまい、真実を知ったカミカゼ突入隊ごと始末されそうになってしまう。
せめてカミカゼ突入隊だけでも逃がそうと、逃亡生活で既に満身創痍だった体を引きずって時間を稼ごうとする。その姿を見たカミカゼ突入隊はマザーへの疑念を撤回、救援に駆け付けた《雷獣ヴォルグ・ティーガー》の協力を得て追手を撃退する。
その後はパンドラ城にて夫と娘と無事再開することができ、パンドラ大戦は終結した。
しかし、その幸せな時間は長くは続かなかった。パンドラ城で開かれた終戦に伴う和平とプリン姫の婚約、そして双子の王子の誕生を祝う祝賀会を、突如としてアンノウンが襲撃。
《偽りの名13》の手によりパンドラ・スペースには無数の隕石が降り注ぎ、祝いの席は一瞬にして阿鼻叫喚の地獄と化した。
崩壊していくパンドラ・スペースから民と子供たちを逃がす時間を稼ぐべく、パンドラの王と女王は持てる力を全て振り絞り、一際巨大な隕石を辛うじて食い止めることに成功する。その命を対価として……。
超次元の力の源泉だったパンドラの崩壊により、エピソード世界のサイキック・クリーチャーたちは大きく弱体化。戦況はアンノウン側に大きく傾いてしまう。
超獣世界の命運を掛けた物語は、悲しみを色濃く残しつつも一縷の希望と共に覚醒流星譚、そしてエピソード2へと続いていく。
実はこの時、ファーザーとマザーは隕石の落下を食い止めつつ、パンドラのコアを守り抜いており、これがドラゴン・サーガや王来篇にて、失われたはずの超次元の力やパンドラ・スペースが絡んできたことに関係があると思われる。
余談
容姿はグロテスクな見た目が多いエイリアンの中でも比較的整っており、深海魚や軟体動物の要素を持った女性型で、娘と同じ滑らかな桜色の頭髪が生えている。
一方でエイリアンらしく目らしきものは見当たらず、顔の左右には縦に並んだ牙が覗いており、これが口だと思われる。
超獣世界の住人であるリュウセイの感性からしても美人に含まれるらしい。
カードイラストは女王らしく脚を組んで玉座に座る彼女を見上げる構図になっており、脚が強調されたイラストとなっている。更に、完全な人間の女性ではないからか、小学生向けであるデュエマのカードイラストとしては珍しく、派生カードも含めてグラマーかつボディラインと肉感がかなり強調されている。
その引き締まった脚に魅せられて、脚フェチ、雌クリーチャー萌え、人妻萌えに目覚めた少年たちも一定数居たとか居ないとか…
関連タグ
白面御前イヅナ:同時期にコロコロコミックにて展開されていたカードホビーのキーパーソンかつ人妻キャラ。現在も根強いファンが存在している点も共通。
関連カード
魅惑のダンシング・エイリアン:《エイリアン・ファーザー〈1曲いかが?〉》との覚醒リンク
愛の無限オーケストラ:終戦記念パーティーで見せた宴会芸、およびパンドラ・インパクトを食い止めた時の姿。
リュウセイ:婿養子