聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ
せいれいおうががらすとみすてりか
聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/エイリアン 13000
T・ブレイカー
このクリーチャーがアンタップされた時、自分の山札を一番下の2枚を残してすべて引く。その後、「S・トリガー」付き呪文を好きな枚数コストを支払わずに唱え、「S・トリガー」付きクリーチャーを好きな数コストを支払わずに召喚してもよい。
DMR-02「エピソード1 ダークサイド」にて登場した進化クリーチャー。
アンタップした際に、自分の山札を一番下の2枚残してすべて引いた後、S・トリガー持ちの呪文やクリーチャーを好きな数、コストを支払わずに使うことが出来るという、派手な能力を持っている。
効果の処理順としては、
- 山札が残り2枚になるように引く。
- 手札にあるS・トリガー持ちの呪文を好きな数だけコスト踏み倒しで唱える。
- 手札にあるS・トリガー持ちのクリーチャーを好きな数だけコスト踏み倒しで召喚する。
という順番になっている。そのため、クリーチャーを先に出して、呪文で強化するということはできない。
なお、山札が残り2枚以下の状況でカードが引けなかった場合でも、既に手札にあるS・トリガーの呪文やクリーチャーがあれば、それを使うことができる。
かなり派手な能力を持っているということから、この進化クリーチャーをメインとしたデッキが組まれることもある。
特に工夫しない場合、次の自分のターンにならないと能力が発動しないので、相手のターンにその能力を警戒されて除去されてしまうことも多い。そこで、自分のターンの終わりにアンタップさせるクロスギアであるリバース・アーマーにクロスさせて、このクリーチャーの能力を発動させることが出来る。
以前までは貴星虫ヤタイズナを使い、タップしているクリーチャーから進化させることで即座にアンタップすることが出来たのだが、現在では、アンタップステップとターンのはじめの能力のトリガーは順番が逆になったこともあり、残念ながらこのコンボは使えなくなった。
飢動混成 ガリィングマールとの相性は最高レベルである。あちらはバトルゾーンに出した際にタップして出す必要があり、呪文を唱えないとアンタップしない、EXライフを持っているので耐性も持つという利点があり、進化元としてかなり相応しいカードである。そのため、母なる星域を使って、ミステリカを呼び出せば、進化元となるガリィングマールがアンタップ能力を発動し、ミステリカをアンタップさせることも可能である。
- 無限ループ
自分のクリーチャーをタップまたはアンタップさせるクリーチャーを2体出すと、ミステリカをタップ→アンタップさせることで、再びミステリカの能力を発動することが出来る。ちなみに、自分のクリーチャーをタップまたはアンタップさせるクリーチャーの中には、進化元として使える清浄の精霊ウルや暴斬の姉豹が存在している。また、進化元して使えないが、ジョバート・デ・ルーノならタップ&アンタップを両方に施してくれる。
この場合だと、カードを使い切った状態になっているので、まったく意味がないのだが、それに深海の伝道師 アトランティスもコスト踏み倒しで召喚すると、S・トリガー持ちのクリーチャーのバトルゾーンに出した時の能力を際限なく使用する無限ループが完成する。
そのため、この無限ループで、
- マダム・パフューで何回もGR召喚してGRクリーチャーを増やしてワンショット!
- 聖斬のコード アシッドを何回も召喚してライブラリアウトを狙う!
- アクア・ギャクテンポインター(※)を何回も出して、多くのプレイヤーを騒がせた無限ループを再現!
ということも可能。
※このクリーチャーのクリーチャーのコスト踏み倒しは、コストを支払わずに召喚するというタイプのコスト踏み倒しであるため、テキスト修正後のギャクテンポインターの能力を発動することも出来る。但し、自分のクリーチャーも1体山札に戻さないといけないので、別のS・トリガー持ちのクリーチャーも出す必要がある。