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編集者:naniwa
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スーパーカムイ

すーぱーかむい

JR北海道の特急列車。2007年よりL特急スーパーカムイとして運行開始し、17年より特急カムイに変更された。

概要

運行区間札幌~旭川
運行路線函館本線
車両789系5両(札幌運転所)

札幌旭川を約1時間半で結ぶ都市間L特急。自由席主体かつ高頻度運転を行っているため特急としては手軽に利用できるのが特徴で、高速バスと激しく競り合っている。

オールモノクラスで運行しており、4号車はuシート(普通車指定席)となっている。列車名は神居古潭遺跡に由来する。現在のカムイは2代目で、過去に急行で「かむい」の名称が使われていたことがあった。2017年にスーパーがとれてカムイになった。

運行区間が被るライラック(2代目)との違いは充当編成で、ライラックはグリーン車つき6両編成、カムイはモノクラス5両編成である。

沿革

この特急のルーツは1980年に運行開始した「ライラック」(初代)(室蘭~旭川)と、その速達型として1986年に運行開始した「ホワイトアロー」→「スーパーホワイトアロー」(千歳空港(現・南千歳)・札幌~旭川)(いずれもL特急)である。

1992年新千歳空港が開業して千歳線の新千歳空港支線が開通すると「ライラック」「スーパーホワイトアロー」は旭川~札幌間の運行となり、うちライラックの一部が札幌~新千歳空港間快速「エアポート」運用で直通運転となり、新千歳空港に入るようになった(室蘭線方面は「すずらん」として系統が独立)。のちに2002年に「エアポート」直通運用は「スーパーホワイトアロー」に変わり、この頃にuシート(普通車座席指定席)が導入され、5両運転に統一された。

2007年789系が導入されて「ライラック」「すずらん」の781系が置き換えられたことで785系・789系が共通運用化され、「ライラック」「スーパーホワイトアロー」の区別は不要になり「スーパーカムイ」の名称で統合された。

2016年3月ダイヤ改正の時、旭川~札幌間L特急「スーパーカムイ」、札幌~新千歳空港間快速「エアポート」として直通運転していた運用は、事故による混乱時などの721系733系の「エアポート」運用との混用を避けるため、札幌で分割となる形で廃止となった。

2017年3月ダイヤ改正で函館から789系6両編成が導入されたためスーパーカムイから785系が撤退し、スーパーカムイはカムイと名称を変えて札幌生え抜きの789系5両編成による運行となった。

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