概要
2000年3月改正~2017年3月改正
スーパー宗谷 | サロベツ | |
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運行区間 | 札幌~稚内 | 同左 |
運行路線 | 函館本線/宗谷本線 | 同左 |
車両 | キハ261系4両(札幌運転所) | キハ183系3両(札幌運転所) |
列車名の由来 | 宗谷岬 | サロベツ原野 |
2017年3月改正~
宗谷 | サロベツ | |
---|---|---|
運行区間 | 札幌~稚内 | 旭川~稚内 |
運行路線 | 函館本線/宗谷本線 | 宗谷本線 |
車両 | キハ261系4両(札幌運転所) | 同左 |
列車名の由来 | 宗谷岬 | サロベツ原野 |
列車概要
札幌・旭川と道北を宗谷本線経由で結ぶ特急。走行距離は396.2kmにおよび、気動車特急では最長距離となっている。
以前は両列車とも札幌~旭川~稚内の運行で運行車両によって名称を分けていたが、2017年からは運行区間によって名称を分けている。
なお、これらに使用されているキハ261系は特急「スーパー北斗」や特急「スーパーとかち」で使用されているもの(1000番台)とは違い、専用の0番台である。
歴史
「宗谷」は1960年に準急として運行を開始し、翌年より急行として運行。「サロベツ」は1992年に急行「宗谷」1往復が名称変更して運行開始。そして2000年に急行「宗谷」と急行「礼文」が統合され特急「スーパー宗谷」としてキハ261系で運行開始し、「サロベツ」もキハ183系で特急化された。この時点では使用車両の違いで列車愛称を区別しているだけであり、停車駅に差はない。
2016年3月を以って今まで在来線昼行特急最長であった大阪駅発着のしなのが廃止された為、にちりんシーガイアの411.5kmに次ぐ2位に浮上する事となった。ちなみに運賃計算キロ基準の場合だと、電車を含めても在来線昼行特急で最長となる(運賃計算キロ基準の場合422.1km。前述のにちりんシーガイアは全て幹線経由である為、411.5kmで変化しない)。
2017年3月ダイヤ改正で3往復中2往復が旭川発着に短縮され、旭川でライラックに同一ホーム連絡する体制となった(連続して利用すると運賃・特急料金は通しになる)。そして札幌発着の1往復が宗谷、旭川発着の2往復がサロベツとなり、車両は両列車ともそれまでのスーパー宗谷用のキハ261系になった。
過去にはキハ400系気動車、14系客車などが急行「宗谷」・「サロベツ」・「利尻」に使用されていた。客車時代の名残で「利尻」には廃止まで寝台車が連結されていたのだが、夜行の「オホーツク」・「まりも」同様気動車に客車を挟むという運用になっていた。
さらには14系客車時代には寝台車の1区画を改造して昼間はグリーン席とするサービスを行っていたのだが、時刻表に載っていなかったり、昼間は寝台車が自由席扱いになっていたためマルスシステムに組み込めない、車両も見た目や形式は変更がないためサボでしかグリーン席があることがわからないなど色々と問題ありげな代物だったようで、短期間で姿を消した。ちなみに夜は2段寝台になったらしく、3段ベッドの他の区画より快適だったらしい…
停車駅
※宗谷は札幌 - 稚内間、サロベツは旭川 - 稚内間の運転
札幌駅 - 岩見沢駅 - (美唄駅) - (砂川駅) - 滝川駅 - 深川駅 - 旭川駅 - 永山駅(注) - 和寒駅 - 士別駅 - 名寄駅 - 美深駅 - 音威子府駅 - 天塩中川駅 - 幌延駅 - 豊富駅 - 南稚内駅 - 稚内駅
( )は宗谷の下り列車のみ停車。永山駅は旅客扱いはせず下り列車のみ運転停車。
関連タグ
JR北海道 宗谷 サロベツ 特急
スーパー北斗・北斗 スーパーおおぞら スーパー白鳥 スーパーカムイ・カムイ(列車) オホーツク ライラック(列車)