概要
日本国有鉄道時代の1986年3月、千歳線と函館本線の当時の千歳空港駅(現南千歳駅(北海道千歳市)・札幌駅(札幌市北区)〜旭川駅(旭川市)間を結ぶ、特急「ホワイトアロー」号が運行開始。
同年11月にエル特急として整理され、最長で室蘭本線の苫小牧駅(苫小牧市)発着となった。
苫小牧駅から旭川駅までの途中停車駅は旧千歳空港駅と札幌駅のみという最速達型列車で、その後廃止されるまで増えていった。
列車名は英語で「白い矢」という意味の造語であるとされる。
JR北海道への民営化後の1990年に使用車両が785系電車(基本4両・多客時に2両を増結)に置き換えられて、運行区間は札幌駅~旭川駅間に短縮。
全列車が「スーパーホワイトアロー」号に変更された。
2002年には特急ライラック号との運行区間が入れ替わり、札幌駅と1992年に開業した千歳線の新千歳空港駅(千歳市)間は快速「エアポート」号として延長運転化。
またJR北海道独自の普通車指定席である「uシート」車1両を加えた5両編成となる。
2007年、ライラック用の781系の789系1000番台電車への置換を契機として、ライラックとスーパーホワイトアローは新設の特急『スーパーカムイ』号に統合。
なおスーパーカムイは、2017年に特急「カムイ」号と特急新「ライラック」号に再編されている。
関連項目
(後身列車)
(現行列車)
(札幌駅から旭川駅方面への他の現行定期特急列車)