213系
にひゃくじゅうさんけい
国鉄が導入した近郊型電車。現在はJR西日本、東海が使用
0番台(JR西日本)
1987年3月より宇野線の快速「備讃ライナー」で運用を開始した。
1988年4月の瀬戸大橋線全線開業と同時に同線を経由する快速「マリンライナー」として運用されるようになり、JR西日本で独自に設計したパノラマ形グリーン車のクロ212形が連結された。
2003年9月末までに「マリンライナー」運用から撤退し、それ以降は岡山近郊区間の普通列車として活躍している。これによりパノラマ形グリーン車のクロ212形は「U-tech」用に改造された1両(クヤ212へ変更)を除き全廃となり、ローカル運用で不足する先頭車を補うために、一部の中間車が先頭車化改造を受けている。運用を外れ、余っていた一部の中間車は廃車となった。
2012年より体質改善工事が開始、生き残っている全車両に施工。
また、2016年に第4編成2両が岡山地区の観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」へ改造された。この編成はグリーン車扱いのため車号が「クモロ213-7004+クロ212-7004」となり、クロ212の形式が復活した。