概要
CV:宮本充
身長184cm、体重131kg。イケメンで、女性にはモテる。
鎬昂昇の実の兄であり、医学を取り入れた格闘術を得意とする天才外科医。作中でも範馬勇次郎にボコボコにされ心停止に追い込まれた愚地独歩を死の淵から救い出し、外伝の『疵面』では敵対組織の襲撃を受けた花山薫の命を救った。
バキシリーズでは、登場人物が凄まじい大怪我を負っても数か月後にはピンピンしているようなことがよくあるが、この男の存在により無理のない展開になっている。勇次郎とは違う意味でデウス・エクス・マキナな存在と言えよう。
その強さ
極限まで鍛え上げられたその肉体は、ヘヴィ級ボクサーの瞬発性、スプリンターの機動性、アマチュアレスラーの柔軟性、マラソンランナーの持久性の全てを併せ持つ。その体は一流プロレスラーでさえ「オレより一回り…いや、二回りはデカい」と驚くほどにムキムキであり、虎を易々とひねり殺し、タイヤを引き裂き、水枕を吐息で破裂させるほどであり、一度はあの勇次郎に握力勝負で勝った。勿論先刻述べたとおり瞬発力も並はずれており、自分より小柄な刃牙のスピードに難なく追いついて見せた。
中でも必殺技は体内の水分を打つことで相手を内部から破壊する特殊な打撃「打震」であり、刃牙を苦しめた。
ただし格闘技術に関してはやや粗が目立ち、刃牙からは「(武闘家には程遠い)スポーツマンの域を出ていない」と言われている。
作中での活躍
初登場シーンで弟を「お前のような凡人とは違う」と言いながらトレーニングを行い、読者を圧倒した。当初は冷徹な人物であり、自らの技術向上のために患者を犠牲にしたこともあった(一応全員命は救っていたが)。
その後で弟を倒した主人公・範馬刃牙と対戦、一進一退の攻防の果てに剛体術によって敗北。その後改心し優しい医者になる事を決意。
最大トーナメント戦では一回戦で昂昇と戦い、実力で圧倒するものの弟の気概に感服し、降参。その後暴走した勇次郎を止めに入るが、自分以外の格闘家たちがたちまちやられてしまい、戦意を喪失する。
その後、「バキ」や「範馬刃牙」でも度々登場する。