ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:eriikire
編集内容:記事を修正

制限カード

せいげんかーど

トレーディングカードゲームにおいて、ルール上デッキに入れられる枚数が通常より低く制限されているカードのこと。狭義には、デッキに1枚までしか入れられないカードをさす。

制限カード(せいげんカード)とは、トレーディングカードゲームにおける公式ルール上、デッキへの投入枚数を制限されているカードのことである。

概要

カードゲームでは通常、デッキに入れられる同名のカードは3~4枚までと規定されている。

そんな中、主に強すぎるなどの理由でフル投入されると困るが、禁止する程でもないということで設定されているのが、制限カードである。

禁止カードとの違いは、一応使えるのでせっかく集めたカードが無価値になることがないということ。但し(制限解除されない限りは)2枚目以降が無駄になることには変わりはない。

作品によっては1デッキ枚数制限はないが、それ以外のテキストやルールなどに制限がかけられている物も存在する。(後述のばーくがるが典型例)

その一方、他のカードゲームでは禁止カードクラスの効果が別のカードゲームでは制限だったり、無制限で投入出来ると言う物もあるが……。

遊戯王OCGにおける制限カード

デッキに1枚までしか入れられず、禁止カードの次に制限が厳しい。

多くは使い勝手の良いカードで、1枚でも十分に戦局を左右できる効果を持つ。

1枚だけでは大したことはないが、3枚投入されるとえらく猛威を振るってしまうため、制限されるというケースもある。その場合、使い勝手は大きく下がってしまう。

発動条件が緩く、コストも低い全体除去カードは制限→禁止となっていく傾向がある。

そのため、いずれ禁止化される可能性が高いカードの集まりとも言える。

といってもネフティスの鳳凰神のように、新しいカードの登場により、逆に制限が解除されるケースもある。

なので、ラインナップは禁止カードより流動的である。

が、どうあっても3枚投入されるとゲームバランスを崩すカードが解除されることはないだろう。

死者蘇生」など、禁止と制限の間を往復していたカードも存在する。

マジック:ザ・ギャザリングにおける制限カード

TCGの元祖・マジック:ザ・ギャザリングにおける制限カードは、他のカードゲームとはまったく異なる理念で設定されている。以下に相違点を記す。禁止カードの項も併せて参照されたい。

ヴィンテージ以外のフォーマットにおける制限カード

制限カードは存在しない。ゲームバランスは禁止カードによって調整される。したがって、全てのカードは(ルールテキストにない限り)4枚使えるか、1枚も使えないかのどちらかである。

ヴィンテージにおける制限カード

他のフォーマットとは異なり、原則として制限カードまでしか存在しない。禁止カードはあるが、ゲームバランスとは別の理由で問題があるものである(禁止カードの当該項目参照)。

どんなに壊れたカードでも1枚までは使えるため、他のフォーマットでは考えられない強力カードのオンパレードとなる。

この形式では、強力なカードは無論のこと、それらのカードを簡単に引いてこられるサーチ(山札から好きなカードを探しだす能力)も制限される。

カードファイト!!ヴァンガードにおける制限カード

クランごとのデッキ自体の強さに偏りがなく、面白い環境を作る為に公式大会の使用率及び上位の結果によってはファイターズルールで制限カードを指定することになっている。

ただし『エクストリームファイト』というレギュレーションでは制限カードが適用されず、全てのカードが4枚投入可能である。

2017年2月1日時点施行予定での制限カード

バトルスピリッツにおける制限カード

こちらのタグを参照の事。

禁止・制限カード(バトスピ)

WIXOSSにおける制限カード

公式では繭の部屋と表記される。

枚数制限(2016年1月21日制定)

2枚制限

  • 《忘得ぬ幻想 ヴァルキリー》
  • 《修復》
  • 《先駆の大天使 アークゲイン》

一枚制限

  • 《ロック・ユー》
  • 《RAINY》

同時使用不可(2016年1月21日制定)

  • 《創世の巫女 マユ》と《真名の巫女 マユ》
  • 《羅原 Ar》と《MAGIC HAND》

複数パターン

  • メインデッキに《幻獣神 オサキ》が入っている場合《THREE OUT》《修復》は入れられない。
  • ルリグデッキに《ブルーコードハート V・@・C》が入っている場合《レゾナンス・マーチ》《レゾナンス》は入れられない。
  • ルリグデッキに《ロック・ユー》が入っている場合《スピリット・サルベージ》《烈情の割裂》入れられない。

アンジュ・ヴィエルジュにおける制限カード

詳細はこちらを参照。

また、コンビネーション制限カードという組み合わせができないカードも存在する。

関連タグ

TCG 禁止カード

遊戯王OCG 準制限カード エクゾディア 効果モンスター

MTG

殿堂入り(デュエル・マスターズの制限カードに当たる)

竜崎一矢闘将ダイモスの主人公。スーパーロボット大戦のTCG版である「スクランブルギャザー」において、制限カードとなっていた時期がある。その効果に関しては八汰烏と類似している為、そちらのリンクを参照の事。

関連記事

編集者:eriikire
編集内容:記事を修正