概要
ザ・リバース
CV:フランク・ウェルカー吹き替え:安井邦彦
元は天才プログラマーだったが数千年を費やした研究成果がデストロンの攻撃で失われたことから銃を取りサイバトロン戦士となる。
日本版と違って一介の戦士であってリーダーではない。また性格も慎重でヘッドマスターズとは正反対である。 そのためヘッドマスターズと比べ若干影が薄い。 マーベルコミック版では更にノイローゼ気味。
頭部に合体するパートナーはネビュロン人の若き貴族スタイラー。
ヘッドマスターモードの顔は旧玩具版同様に目がバイザーに覆われている。
ザ☆ヘッドマスターズ
CV:堀秀行
ヘッドマスターズでは実質的な主人公。サイバトロンヘッドマスターのリーダー。
400万年前にセイバートロン星の戦火を逃れ、マスター星へと旅立ちトランスフォーム能力を身につけたサイバトロンヘッドマスターズの一人。キャラクター設定の際性格を宇宙戦艦ヤマト(旧シリーズ)の古代進をモチーフにしたことから解る通り、良くも悪くも古典的で直情的な昭和アニメの熱血漢ヒーロー。
コンボイに憧れていて夢はコンボイのような戦士になること。一部児童誌の記事ではコンボイを尊敬していてロディマスコンボイによる指揮を認めていないという彼の立場を考えると旧キャラとの間に亀裂を呼びそうな物議を呼ぶ設定が掲載されていたが幸いにもアニメには反映されていないようだ。
ヘッドマスターモードの顔は玩具版や海外メディア版と違ってアニメや漫画ではツインアイタイプになった。
また、主人公に抜擢された事で玩具版のテックスペックの数値は海外版と比べ大幅に盛られている。
旧玩具の設定ではイラストの趣味を持つ、とされていたが本編に絡む事はなかった、が…。
リメイク玩具シリーズ「トランスフォーマーレジェンズ」付属漫画では趣味が高じすぎてヲタク化、同人イベントで薄い本(美少女物)を執筆することに(描写によるとどうも、機械生命体のはずなのにつけペンとコピックで原稿を描くアナログ派らしい)。折角ライノックスが新造した(痛車より目立つ)トランステクターで会場に搬入できるかなどと、さまざまな駄目発言をのたもうている。
ちなみに売れた本は2部だけだった。
どうしてこうなった。
IDWコミック版(MTMTE)
ヘッドマスター技術の原則存在しないIDW世界では通常のトランスフォーマーとして登場。
クロームドームの名前は偽名であり、本名はタンブラー。幾度となくパートナーと死に別れ、自分の記憶を消去してきた(ブレインストームには記憶を消した直後は虚無的な酷い顔と評されている)ためか厭世的でニヒルな志向の持ち主。眼廻りはバイザータイプと解釈される。(ただし#10話の表紙イラストではバイザーの下に日本版同様のツインアイがあるように描かれている)
大戦前より治安関係者でプロールとは旧知の仲。かつては体制側の悪名高い精神科医トレパン率いるシャドウプレイ(TF相手のロボトミー手術)関係の後ろ暗い事にも関わっており、サウンドウェーブを救助に来たオーバーロードに重傷を負わせられたこともある。その後仕事に嫌気がさし自殺を考えるも、そこで出会った当時の機能主義カースト下で奴隷であったリワインドと知り合い、ほぼ恋人関係に。相手のブレインに侵入し思考を読み取る能力があるが、オーバーロードに隙を突かれ、逆にメガトロンの生存を読み取られてしまう。オーバーロードとひきかえにリワインドを失い悲しみの淵に落ち込むも、後の展開で…?
玩具
放映当時品が発売されて以来、長らく通常枠でリメイクされることがなかったが、今後海外では「タイタンマスター」シリーズで、国内では「トランスフォーマレジェンズ」で玩具のリメイクがなされており、ヘッドマスター部分は海外はIDW版の造形で、国内はヘッドマスターズ版の造形でそれぞれ作り分けられた。