はるけき彼方より此方まで
此方より、はるけき彼方まで
世に邪なる闇を退ける光を与えん
「聖なる三姉妹」の名のもとに──!
概要
『NG騎士ラムネ&40』シリーズに登場する巫女の姉妹。
アルカナイカ文明の末裔であり、文明の予言した「勇者」にして「文明遺産の継承者"ラムネス"」と、その友となるべく生まれる「勇戦士"サイダー"」を導く役目を持つ。
当代における聖なる三姉妹は文明の遺産「聖地ラムネッカ」を秘匿継承しているアララ王家の姫たちである、アララ・カフェオレ(レスカ)、アララ・ココア、アララ・ミルクの三姉妹。
アニメや漫画に登場するベタな美人三姉妹の法則を押さえている存在といえる。
もちろん先代の勇者(初代ラムネス、初代戦士サイダー)にも、やっぱり先代となる「初代・聖なる三姉妹」がついている。
が、初代聖なる三姉妹は当代とは性格が別ベクトルで、その分、超絶に「姫様らしい」性格。
初代カフェオレは長女として誇り高く誰よりも分別を持ち判断に優れた貞淑な姫。
初代ココアは勇ましい戦乙女然とした猪突猛進気質で事ある毎に暴走しては王家の騎士たちに止められるほど(そのせいで忠義の騎士が身を投げ出す事に)。
初代ミルクは少食の病弱娘で超臆病者でロマンチストかつ純情一途。でも姉二人同様に「ここぞ」の判断は誤らず時に豪胆な一面も見せる。
「EXシリーズ」や「外伝」などで語られる内容や先代たちの末路から類推したならば、当代の聖なる三姉妹は先代ココアの子孫と考えられる。またダ・サイダーは先代サイダーの子孫である事から先代カフェオレの子孫でもあると考えられる。
そして時に初代の事跡や記憶に触れる当代のダメ勇者どもは、自分たちについている当代に対して密かに「先代三姉妹の爪の垢を煎じて飲んではくれまいか」とか思ってみたりするのだった。
……が、そもそも当代三姉妹がンな性格になったのは、先代の「姫らしい性格」が祟って、それぞれ悲劇に直面したせいであり、それとてそもそもが初代勇者どものせいだったりする。つまり明らかに「勇者サイドの自業自得」であり要は因果応報なのであった。