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饕餮の編集履歴

2017-05-05 18:33:42 バージョン

饕餮

とうてつ

饕餮とは、『山海経』にある中国神話の妖怪のこと。

概要

体はで、曲がった、人のなどを持つ。

饕餮の「饕」は財産を貪る、「餮」は食物を貪るを意味する。

それらの意から転じて、「魔を喰らう」という考えが生まれ、後に魔除けの意味を持つようになった。

一説によると、の子や蚩尤の頭だとされている。

四凶の一つとされている。


の青銅器の獣面を「饕餮文」と呼び、その姿をあらわしているといわれていた。しかし、実際の関連性は不明で、現在は「獣面文」と呼ばれている。


アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスの『幻獣辞典』では、二つの身体に一つの顔を持つと描写されており、影響を受けた作品もある。


関連作品

  1. 小説『十二国記』に登場する妖魔
  2. ゲーム『女神転生』シリーズの悪魔および他ゲームに登場するモンスター。→トウテツを参照
  3. ゲーム『第2次スーパーロボット大戦OG』に登場する超機人。→饕餮王を参照。
  4. 諸星大二郎の漫画『孔子暗黒伝』や『太公望伝』に登場する殷の青銅器のような怪物。
  5. 山田正紀のSF小説『螺旋の月 宝石泥棒Ⅱ』に登場する超存在。
  6. 巻来功士の漫画『メタルK』に登場する巨大な双頭の犬のような生体兵器
  7. 映画『グレートウォール』に登場するモンスター。グレートウォールモンスターイラコンが開催された。

十二国記の饕餮

小野不由美著の小説十二国記』に登場する最高位の妖魔

その姿は幾通りにも変化し、稀少さから伝説とさえ言われている。


関連タグ一覧

四凶 山海経 白澤図 中国神話 中国妖怪 妖獣

ファンタジー モンスター

グレートウォールモンスター

テラードラゴン


<十二国記関連>

十二国記 妖魔 傲濫

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