概要
シリーズを通して登場するトランスフォーマー(作中の超ロボット生命体)の名称。
作品によって性格や役割は異なるが、サイバトロン(オートボット)の戦士であることは共通している。
ホットロディマス(G1シリーズ)
CV:ジャド・ネルソン(劇場版)リシャール・ゴーティエ(TV版)(吹き替え:石丸博也)
サイバトロンの血気盛んな若き騎士。スポーツカー風の改造車に変身する。
海外での正式名称は「ホットロッド(Hot Rod)」。
(アメリカ合衆国で1930年代に生まれた、スピードが出るようにエンジンなどを改造した自動車が由来である。)
後に『ザ・ムービー』にて死亡したコンボイからマトリクスを受け継ぎ、二代目総司令官ロディマスコンボイに変身する。
『キスぷれ』にて再登場。『ザ・ムービー』でブン投げたガルバトロンが地球に落下し甚大な被害を出してしまった責任を負ってマトリクスを返上、ホットロディマスの姿に戻っている。行方不明になったコンボイの遺体を求めて、地球防衛軍の人体実験から助けたキスプレイヤー少女「リ・シャオシャオ」と共に地球を旅していた(なお当のコンボイはメリッサと出会い生き返っていた)。G1と同一人物なのだが、中の人は後述のスパリン版を演じた置鮎氏が担当している。
IDW版
「イカレ暴走族」の名がよく似合う、流星に乗ってサーフィンをするなどの奇行を好むなど、さらに過激な人物として登場。レッカーズとともに行動することも多く、命令違反の常習者であることからプロールから要注意人物としてかねてから目をつけられている。
MTMTEでは容姿もさらに先鋭化したうえで、オプティマスよりマトリクスの片割れを預かり、セイバートロニアンの理想郷「ナイト・オブ・セイバートロン」探索のため、宇宙船ロストライド号の指令官として乗員たちとともに危険な旅を続けている。その奔放な言動で常にウルトラマグナスを悩ませているのはいつも通り。
ロディマス(アニメイテッド)
CV:ジャド・ネルソン(吹き替え:石丸博也)
オプティマスやセンチネルと同じ、サイバトロンの一部隊の司令官。
原語版での名前はロディマスプライム(Rodimus Prime)であるが、玩具はPrimeよりも格下のMinor扱いとなっている。
チーム・アセニアのリーダーで、オートボットアカデミーの中でも将来を有望視されたエリート。
作中では第30話「サリの秘密」にて、スペースブリッジに強襲してきたチーム・ジャールと戦うが、仲間達を次々と倒され、自身もオイルスリックの投げた宇宙サビに伝染してしまう。
ホットロディマス(クラウド)
クラウド世界のオートボットの騎士として登場。容姿・性格は初代に近い。
SARAの力でトリプルチェンジャーへと進化、装甲車の他にもヘリコプターへの変形能力を手に入れた。第三章では主人公を務め、SARAを連れてビーストウォーズの世界などでショックウェーブとの追走劇を繰り広げる事となる。
玩具は「ジェネレーションズ」のスプリンガーの塗装と変形パターンを変更したもの。
ホットロディマス(キュートランスフォーマー)
CV:小野賢章
第12話にてウルトラマグナスと共に登場。
バンブルを「バンちゃん」、ウルトラマグナスの「マグちゃん」と呼ぶなど、フランクかつ軽いノリの人物。
『コンボイの謎』がクソゲーになったのは自分の責任だと嘆くマグナスとは対照的に、こちらはこちらで「ごもっともな意見じゃないのぉ?w」と評判を特別気に留めていない様子で、逆に自分の出現条件の面倒臭さを笑い話のタネにしている。
議題パートでは、本来は「『コンボイの謎』の謎」について語り合うはずだったが最初にマグナスが話を脱線させたため、いつの間にか個人的に疑問を感じたことを語る流れになってしまう。ロディマスは「レストランのサラダの量が異様に多い」という話をするが、マグナスから「俺達(TF)って、サラダ食べるのか?」と冷静なツッコミを受けてしまう。出鼻をくじかれつつも、続けて「コンボイが遅そうなトラックに変身することが謎」という意見も上げるが、またしてもマグナスから「速さだけが取り柄じゃないだろ」「力で!体で!大きさで押し潰す!みたいなのもあっていいんじゃないか」と熱い弁舌でツッコまれてしまった。
ホット・ロッド(実写映画)
5作目『最後の騎士王』にて、ホット・ロッドの名で登場。当初はシトロエン・DSに変形していたが、後に黒とオレンジのランボルギーニ・チェンテナリオにスキャンし直す。
バンブルビーの兄弟分であり、威勢がよく少し傲慢な保護者タイプな性格。フランス語訛りで喋る。